御座
御座へ行ってきました。
1日釣りをするときは特に、ダレたりいつの間にか漠然と釣ってることが多いから、そうならないように今回は計画を3つ立てました。
@2時間ごとに区切り、休憩を入れること、
Aアオリイカを狙ってエギを投げてみる時間をとること、
B磯の様子と狙えそうなポイントを現場でノートに書き、全部に仕掛けを入れてみること、
たいした内容じゃないですが思っていてもいつも出来ないので、釣り場で確認するよう小さいノートにこの3つを書いてシャーペンと一緒にライフジャケットに入れておきました。
そして、目標は40オーバーかしらにキープサイズ10匹と、アオリイカをひとつは釣る。(下手な割には目標は高い)
7時半の2番船の時間にあわせて行きました。シーズン初めで磯の客は少ないので2番船でも表磯に乗れるだろうと思っていましたが、ちょうど満潮にかかる時間帯で空いている低い磯は波を被るかどうかという微妙な状況。それで無理するのはやめて内磯のピラミッドに乗るこ とにしました。
御座の磯は全体的に水深がかなり浅く、特に内磯や湾内の磯に初めて乗る人はだいたい「こんな場所でグレが釣れるのか?」と思うんじゃないでしょうか。完全にチヌ釣り場みたいな感じです。
しかしグレの魚影は濃く、ピラミッドから見えるノウゴのチョボ(写真の人が乗っている磯)なんかは、よい時は良型連発、竿が立たずにトバされとかいう話も結構耳にします。
さて、私の降りたピラミッドは御座岬の影になって最初のうちは日が当たりません。風は微風で海は穏やかですが水面はザワついていて悪くなさそうな雰囲気でした。(ただ海水を汲むとまだ相当温かかったです)
デカイのがきてもよいようにとハリス3号で8時頃釣り始めると、きました。御座名物アイゴ。
そして日が当たるようになってしばらくするとベタナギになり、底まで丸見えになりました。コマセを入れて観察するとエサトリのトウゴロウ、アイゴなどはたくさんいますが、グレはコッパも見えません。底のほうにもいない様子。シモリの向こう側や沖を中心に仕掛けを入れてみますがこっちも気配なし。
10時半に船長が見回りに来た時表磯か沖磯に替わりたいと告げると、「様子見てくるで待っといて」と言って船は消えていきました。そして帰ってきた時には表磯にいた人たち数人を船に乗せていました。「表磯はもっとダメ」ということで、「替わるなら湾内」。一瞬迷いましたが磯替りはやめて、海況が変わるのを待つことにしました。
磯替りするつもりで竿までたたんでおり どうせグレは釣れそうにない状況なので、目先を変えてシーバス用のロッドを取り出して計画Aのエギを投げてみることにしました。エギが着底してからシャクッたり、ずるずる引いたりしていると、なんと3投目で乗ってしまいました。これはラッキーでした。(初めてルアーを引いてすぐバスが掛かってきた時のことを思い出しました)
「こりゃいい」と調子に乗って続けてみますが、触っているのか根掛かりしているのかよくわかりません。結局12時の休憩までやってエギをひとつ根掛かりで無くして終わりました。
昼ごはん後はまた磯竿を出しハリスも2号に落として、アイゴのオンパレードになりました。
35センチ前後を全部で13匹。腕が痛くなりました。
そして納竿30分前の4時を過ぎて、潮の色と海の雰囲気が変わり、やっとグレが釣れました。
30センチでしたけど、、、
なんとかボウズは逃れられましたが、結局グレはこの1匹のみであとはコッパも掛かりませんでした。時間を区切って休憩を入れながらやったのはよかったかなー。
船長も「回収時は良い潮に変わっていた」と言っていました。たぶん明日来る人は釣れるんじゃないかなと思いました。
コマセはボイルのみですが、今回はボイルマジックを混ぜてみました。これだとオキアミをある程度まとめられボイルだけの時よりだいぶ遠くまで飛ばせました。
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