福井県 河野海岸テトラ
ゴールデンウィーク中の平日、京都のKさんと1年ぶりに福井県へ釣行しました。地磯、漁港をまわり、午後に行った河野のテトラで私がチヌ3つ、Kさんが2つ釣れました。
釣行前日、本多船長に電話を入れると「岡崎の磯はボツボツという感じ。明日は波が高くなりそうだから出られるかどうか微妙」ということでした。
10年ほど前私もKさんも滋賀県に住んでおり、2人でよく福井の地磯やテトラへチヌ釣りに行ってました。海が凪いでいるときは沖磯が有利ですが磯渡しが出来ないような波の日は地磯やテトラでよく釣れるので、渡船がダメなら久しぶりに河野方面を巡ってみようということで話がまとまりました。
当日朝5時に滋賀県湖北の湖岸道路沿いで待ち合わせ、敦賀方面へ向かうと福井県に入る峠の辺りから雨が強烈に降り始めました。「こういう天気予報ばかり当たる」と言いつつ敦賀市内の吉野家でゆっくり朝食を食べてから海沿いに出ると、小雨になり風は弱く海も凪いでいました。
渡船の出る杉津(すいづ)の辺りで一応船長に電話してみました。船長の返事は「今沖へ何人か出てるけど、これから風が吹くから止めといた方がよい」。
これで予定通り地磯巡りコースに決定。まず河野海岸のテトラ帯を何ヶ所か見てまわりまし たが、その時点では海は凪いでおり良くなさそうなので越前方面へ北上、まずKさんの好きな米ノの沈船場(地磯)で8時過ぎから2時間ほどやってみました。
しかし気配無く今度は南下。糠、甲楽城と見て周り、河野漁港に寄ると離れのテトラに渡って釣っている人たちの背中から真剣なオーラが出てる様子だったので、(釣れてるのかな?)と思い漁港の波止テトラで竿を出してみました。11時半ごろから2時間、チヌがいれば釣れそうな感じはありましたがダメで再び河野テトラ帯へ。
午前中から吹き出した北西の風は強くなっており、河野有料道路南端近くのテトラは朝とはうって変わってかなり波気立っていました。
ここは水深が2ヒロ無いくらい浅く、凪いでいる時は底が丸見えですが、荒れて波がテトラに当たりシブキが上がるくらいになると良いといわれている釣り場です。この時はまさに絶好の状況でした。
ただ、足場は良いのですが高いため荒れると1人での取り込みは無理。相棒が精一杯前に出て5メートルのタモを伸ばしてもぎりぎり届くか届かないかというのが難点です。
2時半ごろからはじめました。足場が高いので右正面からの強い風に道糸(私は1.5号にした)が吹かれてしまうため大きい
ウキ、重めのシズで釣りました。ウキ下は1.5〜2ヒロ。
それでも風の影響は避けられませんがコマセを多めに撒くと思惑通りチヌが寄ったようで、3時過ぎから5時前までの間に私が35〜41センチを3つ、Kさんが5時過ぎに42センチと6時ごろ47センチを釣りました。皆元気なチヌでした。
2人とも、ドバドバ飛び散るシブキを浴びまくって釣った甲斐がありました。メデタシ、メデタシ。
その後、浮かせた後タモ入れの時の大波でチヌが飛び、テトラの間に落ちてのハリス切れバラシがそれぞれ1回ずつ。私は一発で飛ばされたのが1回ありました。
新しく買ったチヌ竿をようやく曲げることが出来ました。胴からよく曲がり楽しいですし、穂先も穂持ちも柔らかめで竿でのアタリが取り易かったです。
まだ慣れないため3匹とももっと大きいかと思いましたけど。
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