河野海岸テトラ
Yさんといっしょに福井県河野海岸のテトラに行きました。午後から釣りをして結果は2人とも本命のチヌはボウズでした。でも25センチ近いメバルが2つ釣れたのは非常にうれしかったです。
今回は前日から現地に入っている永坂さんから情報をもらえるし、海況によってはたくさん釣れるかもと思いつつ、名古屋を朝8時前に出発。下道で11時ごろ敦賀に到着しました。
早速永坂さんに電話を入れると鞠山リコー保養所裏の小突堤でやっているということでまずそちらへ様子を見に行きました。車の中にいると晴天で風も無く思えるのですが、海に着いてみると北風がかなり強く波気も結構あります。永坂さんによれば水温は低くないけど前日より1度以上下がっており、釣れていません。仲間からもいい情報はまだ入っていないとのこと。沖に出られる場所も限られそうです。「今日はねばって夕方に何とか1つ2つというパターンかな?」という話です。
今日は我々は2人なので永坂さんに同行するのは邪魔になるから、行き先のアドバイスを受けて分かれることにしました。
河野方面へ向かって北上すると、風を避けられる場所は結構あるようで江良や大比田の離岸テトラなどでゴムボートの人たちがやっていました。しかし岡崎の磯は渡せないみたいで多分本多渡船のお客さんが黒崎の磯などに乗っています。
我々は昼過ぎから大比田の少し先のテトラで3時過ぎまでやり、その後大谷トンネル手前のテトラに移動して7時過ぎまでねばってみましたがダメでした。フグや小さい根魚が時々釣れるという感じで、永坂さんから教わったシーズナルパターンをあわせた自分の感じとしてはチヌがいれば単発でも食いそうだと思ったのですが。残念です。この日は竹浪海岸離岸テトラに移動した永坂さんも釣れず、ひとつ糸がらみでバラシ穂先を折ってしまったということでした。
話は変わりますが、私の父は典型的な小物釣師だったのですがゴムボートを所有しており北陸は根魚がよく釣れるということで自分は小学生時代からよく同行しました。釣り場は河野海岸で父は終日ボートで釣り、船酔いしやすい私は途中から適当な磯に降ろしてもらって釣るというのが常でした。(チヌは狙ったけどよう釣らなかった)
父が亡くなった後、何台目かのゴムボートが家に残っていました。本多旅館が岡崎の磯に渡すようになる前、当時滋賀に住んでいた私はそのゴムボートで数回北陸の磯に渡ったりキス釣りをしたりしました。でもそれは10数年間実家に置いてあった古いものだったため危ないかなということで、ゴムボート釣りは止め、捨ててしまいました。
その後は1年中渡船利用でグレ釣りばっかりやるようになり、チヌ狙いの磯釣りは年に1〜2回岡崎の磯へ行くだけになりました。(HPをはじめた年から知多半島の波止チヌ釣りもやるようになった)
しかし、こないだ永坂さんと釣行した時ゴムボート軍団を目の当たりにして、『これはおもしろいなあ』と思いました。釣り場は自分で決め、自分で渡る。それって自分が釣ったという実感が倍増するんじゃないかなあ。また釣るという行為プラスアルファの面白さも感じました。
気がつくとネットオークションのゴムボートを見ている自分がいる。おそろしや。
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