釣行記
本文へジャンプ 2月某日 
データ
2月上旬
曇りのち雨
大潮
阿曽浦 双子島
コマセ オキアミ、アミエビ、集魚材
釣果 なし

阿曽浦


トンネルを抜けると、そこは雪国だった

 母の四十九日の法事が終わったので、とりあえず阿曽浦へ今年の初釣りに行ってきました。予想通り非常に渋く、残念ながらキープサイズを釣ることはできませんでした。

 天気予報では名古屋も三重も昼ごろから雪ということでしたが、この冬雪という天気予報でほんとうに雪が降ったことは一度も無いので、『そんなもん、はずれるにきまっとる』とタカをくくっていました。
 で、今シーズンの紀東の様子は全然ダメだし船長の話を聞いても食い渋っているということなので、とにかく食わない魚に少しでも口を使ってもらおうと今回は生のオキアミとアミエビに集魚材を混ぜたコマセでやってみました。当日の客は少なく全部で9人。志戸に3人、サメガセとトラフグに2人ずつ、そしてあとはニュウカイと私が乗った双子島。他の渡船も人が少なかったみたいで志戸のハナレは両方とも誰も乗ってなく、赤石方面も人影ゼロでした。結果は全滅。
 水温は13.2度だから低いことは低いですがこの時期だからまあ普通。渋いため基本的に軽い仕掛けを深く入れていく釣り方でやりました。朝9時前後だけは気配が感じられ、『こりゃいけるんじゃないか』と思いましたが、20センチちょいのコッパが釣れただけでその後はたまに食ってくるのはフグだけ。底まで入れても食ってくれませんでした。
 昼前から降ってきた雨はめちゃくちゃ冷たかったです。

 本日のメインイベントはその後の帰り道。名古屋は雪だというのはメールを貰って知っており、雪が降りだす前になるべく北のほうへ行っちゃおうと阿曽浦を出発。しかし山を登り1個目のトンネルを抜けたらもう真っ白。雪国でした。予想以上。タイヤはノーマルなので10分走らないうちに『このままだとまずいな』と思いガソリンスタンドでスペースを借りてチェーンを着けました。
 私は去年の11月に車を替えました。
その前の車は8年乗ってその間雪が降った時もありましたが大した量じゃなく、結局一度もチェーンを使わずに終わりました。ネットオークションでチェーンを売り、今度の車用のチェーンを保険と思って一応買っておいたのが早くも役に立ちました。
 そこから先が長かった。慣れない雪道、上り坂で立ち往生する車やスリップでぶつかった車が何台かあり、そのたびに渋滞するので厄介です。自分は札幌や彦根にいたことがあり、そういう地方からすれば『この程度の雪』なのですが。この辺はやっぱり雪が降らないのを前提として生活してる地域なので大変です。
 10数年前名古屋でまとまった雪が降った時がありましたが、朝仕事に行こうと車で家を出たら10キロ進むのに12時間かかりました。そのときのことを思い出し、『今日中に名古屋に帰るのは無理かも知れんな』などと思っておりました。
 結局家に帰りついたのは夜11時。8時間半以上かかりました。でも割りと早く着いたかな?

 次は魚の写真の入った釣行記を書きたいなー。