梶賀
このHPをつくってから3年経ちましたが、梅雨グレ狙いの釣行は1回しかしてません。ここんとこ夏場は完全に堤防チヌ釣り師と化しております。
で、梶賀へ行くのも4〜5年ぶり。梶賀といえば紀東を代表する大グレ釣り場。10年位前テレビ番組『釣りロマンを求めて』で女性キャスター児島玲子さんが60オーバーのオナガを仕留めたときは話題になりました。自分はあの時の放送を録画してあるんですが、あれは見るたび『スゲ〜!』ですね。
ということで結論から言うとボーズでした。
人は意外に少なく、半夜の客は6人、通し釣りの人を入れても10数人でした。半夜の客は全部大黒周辺に降り、グレの釣果はありませんでした。
自分は前に1回乗ったことのある場所でしたが、潮がいい感じになったのは3時過ぎからの1時間弱で、その時はオナガが釣れました。でも全部コッパで、手のひら級から27センチまで。また、その時間帯だけは20センチ級のタカベも釣れました。タカベは阿曽浦や御座では釣れないし、美味しそうなのである程度キープ。その他の外道はア ジ、カワハギ(30センチ級も)、キタマクラ。重い仕掛けで無理やり深く入れるとイガミ、ネンブツダイなど。神須の通し釣りの人たちはグレを持っており、45センチ級のオナガをひとつ釣っている人がいました。
半夜でいったのですが、名古屋からは200キロあるので下道だと行きは4時間半くらいかかります。久しぶりなので『こんなに時間かかったかなー?』という感じでした。
それでも行くのはやっぱり、釣りロマンを求めてですね。常連の人は道糸4号、ハリス4号。竿は2号だそうです。みんな釣りロマンを求めてます。昔、尾鷲の船長に勧められて自分も2号を買ったことがあるけど、あんまり使う機会が無いので結局売ってしまいました。なので自分は竿1.5号、道糸ハリス3号でやりました。
阿曽浦や御座がホームグランドの私は梶賀、尾鷲などのドン深釣り場はあまり慣れてなく、どうも苦手です。
梶賀独特の釣り方があるというのはよく聞きます。エサ屋のご主人はズボとか重い段シズなど不細工な仕掛けで際を釣れと言います。今回はそういうのも試してみましたが、自分の中に『こういうときにこんな感じで釣れる』というイメージがはっきり無いので我慢し切れません。
でも自分で状況判断してイメージ通りに釣れる(ことがある)のが磯釣りの楽しみだからなー。難しいところです。
名古屋からだと、梶賀は通いつめるのは大変ですが、やっぱり魅力があります。たまには行きたい釣り場です。釣りロマンを求めて!
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