阿曽浦
ほんとは2月に仕事休んで絶好調の阿曽浦へ行こうと思っていたんだけど、ちょっとアクシデントがありまして別件で休まなきゃいけない羽目になってしまい、結局行けませんでした。
ということで今シーズン初の阿曽浦。週末の渡船は定員を若干上回る(?)満員でした。この状態ではとても乗りたい磯なんて言えません。そしてさらに悪いことに強風と波のため、沖磯には出られないし志戸も限られた場所だけしか無理という海況。
『こうなると、どの磯に降ろされるかでほぼ運命が決まっちゃうなー』と思いつつ、船長から声が掛かるのを待ってました。カベ周辺にどんどん降ろしていき、オジマに4人くらい降ろして残ったのは4人。その中に何故か(?)私もいたのでした。何とラッキーなことに志戸本島内向きの、荒れたときの船着きに1人で降ろされたのでした。時間は8時半を回ってました。
『これは他の釣り客のぶんまで釣らねばならぬ』などと、要らぬ責任感を感じつつ始めました。ちょうど2日前に釣行している永坂さんやエサ屋のご主人からの情報も参考にしながら深浅遠近探ってみました。が、昨日の大雨の影響か、強風でうまく仕掛けを流せてないのか、反応がありませでした。水温は15度台で悪くなかったんだけど。雨降りの翌日はあんまりいい思いをしたことがありません。
11時前に唯一食ってきたグレはアタリといいスピードといい引きといい、今シーズン志戸でよく釣れているサイズのオナガだったと思うのですが、タメてる最中にハリ外れでばらし。そのあと釣れたのは60〜70センチのサメと、巨大黄金フグ数匹だけでした。
『カベ周辺で頑張った皆様、済まぬ』
結局この日、まともなサイズのグレを手にしたのは志戸水道に入った人1名のみで40センチ級と35センチ級の2つだけでした。あとはチヌ釣ってる人がいたくらいで満員丸壊滅。合掌。
余談ですが、朝落水が一件ありました。落ちたのはこの辺りでは雑誌なんかでも結構名前を聞くことの多い、いわゆるトーナメンターの名手という人で、船から磯に移るとき落水しました。「こんな場所で?」と思うような何の変哲もない所でした。
幸い怪我はなかったようですが、原因は本人も言ってたけど完全に油断だと思います。気をつけましょう。
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