梶賀
今年に入ってからの岡田ジャパンは見るに値しない試合ばっかりやっています。
そしてそれにコラボするかの如く、今シーズンのわたくしのグレ釣りは連敗続きになっております。今回も梶賀で完封をくらいました。(完封とは本当の完封で、コッパグレは勿論エサトリすらもよう釣らなかったということです)
ボウズの釣行記を長々と書くのはつらいので、今回は『サッカー小僧』もプラスして書きます。今年になって代表に平山が招集され、期待されました。これを書いているのは韓国戦の前なのでその結果がどうかは分かりませんが、結果がどうであれ私は最初から使えないと思っていました。
私は素質があるのに努力しないプレーヤーを見るとほんとに腹が立つのです。平山はそういうプレーヤーだと思います。精神的にプロじゃない。それは彼がこれまで辿ってきた道程を見れば明白です。メディアも平山を大きく取り上げましたが、『君たちの目は節穴か?』と思いました。
ベネズエラ戦は見れなかったですが、東アジア選手権の2試合を見て、俺の予想通りだと思いました。アジアレベルの試合でポストプレーが満足にできないやつがガチンコのワールドカップで体を張れるわけがない。試合の状況によってターゲットマンが欲しければ私だったら闘莉王をセンターフォワードに使います。彼のほうがずっと能力もガッツもある。そしてそういう状況になったらセンターバックにはアントラーズの岩政を入れればいいと思う。
で、ターゲットマンを使うなら、試合の中で何回失敗してもしつこくターゲットにボールを入れるのを繰り返さないといけない。しつこく繰り返すことで相手チームのディフェンダーに不安を感じさせ、守りに入らせないといけない。そこから突破口を開く。執念が足らんと思います。
日韓大会の時、アイルランドがそういうサッカーをやりました。私は試合を見ていて感心し感動しました。能力の高い選手がいなくてもチーム一体となったガッツとしつこさで相手を追い込み、最後にはゴールを奪って格上の相手を見事に倒していました。
あの時のアイルランドのように、見ていて応援したくなる気持が自然に込み上げてくるようなゲームをして欲しい。残念ながら今の代表チームのゲームからはそういうものは伝わってきません。最近スタンドがガラガラなのを見てサポーターは正直だなと思います。
岡田ジャパンは何処に行こうとしているのかわからなくなりつつあります。岡田監督のコンセプトは理解できるけど、それを具現化するためのプロセスがいまだに見えない。岡田監督はチームは確実に前進しているというようなことをいつも言いますが不安であります。
このように書きますと釣行記じゃないようですが、今シーズンの私のグレ釣りと非常によく似てるのであります。今回は、『デカイのデカイの』と結果に対する希望ばっかり言うんじゃなく、与えられた状況の中で自分のできることをすべてやろうと思って釣りをしました。そういう意味では悔いはないが、やっぱり書けば書くほど言い訳がましくなりそうです。
今日も港に帰ったら、しっかり50センチ級を獲っている人が何人かいたからなあ。
私と岡田ジャパンの違いは、私がボウズでも誰も怒りもしないし責任を問われることもないということです。そして、私は勝つまで勝負を辞める気はないのだ!今シーズンは納得のいく釣りが出来るまで梶賀に行き続けるつもりであります。場所でも運でも何でもいいからとにかく頑張るのだ!
寒グレシーズンが終わるまでに、結果が出せますように。
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