釣行記
本文へジャンプ 5月某日 
データ
5月中旬
晴れ
大潮
蒲池漁港
コマセ オキアミ、集魚剤
釣果 なし

知多半島 蒲池


土曜日の 釣りの帰りは アバンティ(ラジオの番組)

 今週の週末はどうしようかと思っていました。状況的には福井に行けばチヌは釣れそうな感じ。紀東半夜のグレ釣りも捨て難い。しかし金曜の仕事がかなり忙しく、疲れてしまいました。
 『まあいいや、朝起きてからどうするか決めよう』ということで寝て、一応早い時間に目が覚めたんだけどやっぱりそのまま寝てしまいました。すると見た夢は、「釣りに行くか行かないか迷っている夢」だったのであります。

 で、近場の知多半島に偵察に行くことにしました。
 5月に入ってからYさんが一度榎戸へ行っていますが冬の海みたいな感じで全然芳しくなかったそうです。Yさんは磯釣りを始めた頃から比べると腕前も上がっており、去年の夏から秋には常滑周辺の釣り場で結構きっちり釣果を上げています。なので情報は信頼できると思います。
 一方、スポーツ新聞には知多半島の乗っ込みチヌはもう終わりだと書いてあったらしい。でも今シーズンの日本海の遅れ具合や、天候気温の推移から考えるとそれはあんまり信用できん。

 『自分で出かければ、ある程度わかるだろう』とお昼頃オキアミ1枚買って出かけました。ちょうど昨日から新舞子でビーチバレーの大会をやっています(私は浅尾美和よりもかおる姫のほうが好き)。道が多少は混むのだろうかと思いましたがそんなことはありませんでした。

 蒲池漁港に着いたのが1時頃。海を見ると大潮のド干潮でした。どうせオキアミは買ったばかりでコチコチに凍っているし、のんびり海を見ながら準備します。海の様子はYさんの言ってた通り冬みたい。風は左(南)からの横風でかなり強いため厄介ですが冬のように冷たくないのでまだましです。
 私はこの蒲池漁港でおととしから去年にかけての冬のシーズンにもチヌを釣っています。なので海が冬みたいでも近くにチヌがいれば寄ってきて釣れるんじゃないかと思っていました。

 2時から4時半までやりましたが、エサトリも出て来ず。潮の行き方が風向きと逆になった時があり、その時はいい感じで、魚が寄ってれば釣れそうだと思ったんだけど気配が感じられませんでした。
 強風をずっと受けているとさすがに寒くなってきました。多分遅れ気味なんじゃないかなあ。

 釣りの帰り道の車、土曜の5時は自分の好きなFM放送の「サントリー サタデーウェイティングバー アバンティ」をいつも聞きます。ずーっと昔からやってる番組で、聴いてる人には説明は必要ないと思いますが、東京元麻布にあるイタリアンレストラン「アバンティ」のウェイティングバーで常連客の上質な会話を盗み聞きして楽しむという(設定の)番組です。とても面白いです。
 今日はちょうど、客たちが釣りに関する話をしているのを盗み聞きしていました。客は児島玲子、梅宮辰夫、速水もこみち等、釣好きな人たちで面白かったです。

 そして、番組最後の言葉は、ヘミングウェイの釣りに関する名言、「釣れない日は人生について考える時間を魚がくれたと思いなさい」でした。 カッコイイ!