釣行記
本文へジャンプ 8月某日 
データ
8月中旬
くもりと晴れ
大潮
日間賀島東港
コマセ オキアミ、集魚剤
釣果 チヌ34センチ、コッパグレ

日間賀島


たくさんチヌが泳いでいるのは確認した

 夏休み、中学生の娘が同級生の女の子と日間賀島へ泊まりで遊びに行きたいというので、「気をつけて行って来い」と言ったら、大人の同伴者が一緒じゃないと民宿は泊まれないというのがわかり、何故か私が付いて行くことになりました。どうせお盆休みで暇なんで、いいんですけど。

 子供達はずっと海水浴をするそうです。私は海水浴はする気がありません。子供は子供なりに気を使って、「お父さん、釣りが出来るよ」と言います。『暑い盛りの真昼間に釣りなんかやれんよ』 でも折角だから、夕方くらい試しに竿を出してみるかと、オキアミ1枚と、離島(?)に敬意を表していつものチヌ竿ではなく磯竿1号を持っていくことにしました。
 自分は子供のころ、篠島には何回も行ったことがあるんですが、日間賀島は行った覚えがありません。なので一応、会社のメバルマンに宿の近くの港の様子は聞いときました。

 1日目、昼ごろ師崎でどっかの食堂?に1泊1,500円で車を預けて高速船に乗りました。師崎の公営駐車場利用だと泊まりの場合はもっと高くなるそうなので。さらにその駐車場の人が高速船の割引券をくれたんで往復乗船券は少し安くなります。師崎から10分で日間賀島の東港に着きました。
 港の目の前にある宿に荷物を置かせてもらい、チェックインの時間がくるまで海水浴する子供達を観ていました。当日は台風4号の影響で曇り空。日差しが弱くてこっちとしては助かりました。

 で、子供は遊ばせておいて3時過ぎに宿に行き、部屋でちょっと休憩したあと、4時前に港へ行って2時間やってみました。写真は泊まった部屋から撮った東港です。
 会社のメバルマンは「東港は浅いんであんまりよくない」と言ってましたが、3投目にチヌが釣れました。私のいつもの必殺技炸裂。その後もチヌは出ないものの、25センチ弱のグレが連発。後ろのテトラの上のほうで見てた人は「いいねえ〜。自分もやりたくなっちゃった」と言ってました。

 コマセから少し離して仕掛けを入れたりして、2つめのチヌを狙いますがダメ。夕食が6時半ということで6時に止めました。
 コマセもサシエもまだたくさん残っています。そしたらスクーターで様子を見に来た地元の人が「これから夜の時間がいいんだよ」とアドバイス。
 夕食の後、子供達は花火をやりに行きました。私は満腹して部屋でくつろぎ、もともと夜釣りはあまり好きじゃないので止めにして翌日の朝ごはんの前に港の魚にエサをやることに決めました。

 明けて2日目。台風の影響で雨になるかもと心配した天気予報は外れ、朝5時半から7時半まで前日と同じ場所でやりました。前日ほどではないもののコッパは良く釣れました。ひとつだけチヌらしいのが掛かりましたが途中でハリが外れてすっぽ抜け。

 朝10時に荷物だけ置かせておいてもらって宿をチェックアウトしたあと、子供は帰りの時間まで海で遊びます。私は後学のため?一周3.6キロの島を反時計回りにウォーキングして全ポイントをチェックしてまわることにしました。
 風はあるものの快晴で暑かったです。スポーツドリンクの2リットルペットボトルをレジ袋に入れて、水分補給しながら見てまわりました。島の北側の大きい堤防では、炎天下の中落とし込みをやっている人が結構いました。1人に様子を聞くと「型は小さいけど釣れますよ」とのことでした。
 また、堤防沿いに歩いて行くと、潮通しの悪い浅い場所に大きいのは50センチくらいまでのチヌが多数ブラブラしているのが見えました。近くにいた釣り人は「あの見えてるやつは釣れません」と言ってました。コマセ入れたらどうなるか興味の湧くところでした。

 西港に辿りついてたら、波止に「配合エサ禁止」との看板が貼ってありました。
『そうなんや〜。でも俺はそんなん知らんかったからなあ』 まあ少なくとも西港では集魚剤入りのコマセは使えませんな。またたしかに今回ウキフカセで釣ってる人は1人も見かけませんでした。ボイルや生だけだったらOKなのかしらん。たぶんダイジョーブでしょう。
 途中で昼飯食べたりお土産買ったりしながらゆっくり見てまわったんで東港に戻ってきたのは1時半ごろ。結構日に焼けてしまいました。

 子供達は3時ごろ帰ってきて宿でシャワーを使わせてもらい、3時45分の船で島を後にしました。日中涼しい季節なら、泊まりでおいしいものも食べ波止釣りを楽しむなんていうのもなかなか乙かも知れないなと思いました。
 ちなみに会社のメバルマンは夕方島に渡って夜を徹して釣り歩き、眠くなったらそのへんのテキトーな場所で寝るということです。