阿曽浦
休暇を利用しまして、平日に阿曽浦へ行ってきました。久しぶりに丸1日釣りしてみたいと思い、渡船屋のHP見たら料金を値下げしたらしく6時半出船の夕方5時までで内磯なら5500円。
最近土日の釣行では高速1000円を利用することが多いですが、今回は津のエサ屋さんまで下道で行きました。朝3時に家を出て、エサ屋までは1時間40分前後。そして久居から玉城インターまでは無料化社会実験区間のための伊勢道をタダで利用。そこからはいつもの道で6時に現地着。
途中の川沿いの道で対向車線の脇にシカが倒れているのを見かけました。車にはねられたのでしょう。下道を走ってるときにシカを見かけることは三重だけでなく岐阜や滋賀でもよくあります。夜明け前はどうしても普段よりとばしてしまうけど、シカが飛び出してくることがあるのを念頭において走る必要があると思います。自分も阿曽浦へ行く時、親シカが3頭いきなり出てきて急ブレーキも完全には間に合わず、ポンという程度ですがぶつかったことがあります。(シカはびっくりしたという感じで山の中へ逃げで行き、車はボンネットが微妙にわかる程度歪んだだけで済んだ)
釣りのほうは、客はシーズン初めの平日にしては多い10名ほどで、アオリイカ狙いの人が3〜4人でした。私は好きな志戸の西のハナレに2人で降り、西向き先端に入りました。
何で西のハナレにしたかというと、ここなら潮が動けばオナガを狙えるんじゃないかと思ったからです。このあいだ永坂さんから電話があった時釣り方についていろいろ話をしたんですが、遠投とか遠くまで流すというのの距離のレベルが彼と一般の釣り人では全然違うことを改めて感じさせられました。そして印象に残った言葉「食べ残されたコマセはどこまでも流れて行って、最終的にはどこかで魚に食べられる」
私は『これは深いなあ』と思いました。で、潮が流れたらどこまでも糸を出して仕掛けをながしてやろうと決めたのであります。
当日はオナガ狙い1本ということで竿2号、道糸3.25号、ハリス4号という阿曽浦では普通考えられないヘビーな組み合わせで通しました。そして軽い仕掛けで浅いタナ狙い。午前中は潮が動かず、エサトリだらけで苦戦しましたが、午後1時ごろになって潮が右にとりだしました。予定通りその潮に乗せて仕掛けを流していき、グレがぼつぼつ出はじめました。しかしサイズが小さく口太ばかり。結局最高でも30センチちょいまでで終わりました。オナガは25センチないくらいのが2つ釣れただけ。仕掛けは50メートル以上は流したかな?デカイのがひとつくればメデタシメデタシだったんだけどそう旨くはいきませんな。
この仕掛けだとやり取りなんぞは必要なく、竿をしっかり曲げてリールを巻くだけ。タモ入れも必要なし。でも30センチちょいでも結構良く引くんだよなあ。もっと大きいかと思った。
良型グレの引きがどんなんだったか忘れつつある最近の私であります。
帰りは玉城インターから伊勢道に乗ってトリトン渡って東海インターで降りるパターンで走りました。平日だけと社会実験無料区間や通勤割引があるので1300円。鈴鹿辺りの渋滞もたいしたことなく2時間半で家に着きました。
阿曽浦は11月いっぱいは半夜釣りがあるので1日の釣りもできます。私の利用している渡船の船長は、料金値下げに伴いポイントカードは無くす。そしてこれまでのカードに貯まったポイント分は渡船代から割引してお客さんに還元するつもりだと言ってたので、ポイントカード持っている人は捨てないで持っていきましょう。カードと引き換えの形で割引してくれると思います。(いつからカード回収するかはまだはっきりとは決めてないらしい)
追伸 帰り道で永坂さんから連絡があり、当日、越前方面の地磯で45センチ級のオナガが出たらしい。俺も釣ってみたい!
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