左右(そう)
金曜日の夜岐阜在住の義兄から電話で、福井に波止釣りに行き、最高26センチまでのグレが15匹くらい釣れて今食べたところだという喜びの報告がありました。数年前義兄にフカセ釣りを教えたのは自分なんで、『よかったですねー。来年はさらにデッカイのを一緒に釣りに行きましょう』となどと話していたのであります。最近自分は全然大きいのをよう釣らんにも関わらず、、、
で、義兄さんが喜んでいたという話を妻にしたあと、『いいなあ、釣りに行ってみたいなあ〜。だけど今週末はどうせ雨だと思ってたし、何か仕事でくたびれたしなー』と言ってみると、「昔は夜中起きでも平気で釣りに行ってたのに、ほんとジジイになったねぇ」としみじみ返されてしまった。
そして週末の土曜日、私は家で『立て〜る予定は未定♪♪』などと好きなケツメイシの歌を唄いながらダラダラと過ごしておりました。そうしたら前からチェックしていた波浪予想図の今週末福井方面はベタ凪ぎという情報が頭の中で徐々に大きくなってきて、『そうだ!日本海で沖磯に渡れる今シーズン最後のチャンスかもしれん!明日釣りに行こう!』という結論に達したのであります。ケツメイシの歌を唄いながら昼間のうちにゴムボートとかを車に乗っけて、夕方永坂さんに電話してゴムボート で渡るのに難易度の低い磯のアドバイスをもらいました。そのとき越前の左右の渡船も選択肢としてはよいかもという話が出ました。
前置きが長くなりましたが、左右に電話すると予想通り一杯。でも昼に上がるグループがありそうなので昼からでよければ当日朝8時くらいに電話で確認してくださいとのこと。『渡船使ったら今月の小遣いはほぼ壊滅』と思いつつも、翌日朝5時ごろ起きて出かけました。一応渡船、ゴムボート両方ありという線。
しかし磯釣りをはじめてから左右へ行こうとする度に、海が荒れていて出船出来ないと断られ続け今まで一度も行ったことがなかったのでやっぱり左右にしました。
10時から日没(5時半前)までやって、いい磯に乗せてもらったのにキープしたのは25センチ級のグレ、サンバソウ、ガシラ。
フグをはじめとするエサトリの大群をかわし切れなかった。
なんか最近、釣る前から『今日も釣れんのじゃないか』と不安になるんだよねー。Yさんたちからは「弱気になるなんて、らしくないですねー」と言われるんですが、その不安は毎回現実になるんだよなー。磯の上で見る日没は美しくも悲しいものでありました。
港に戻って他の人の釣果を見ると、カゴ釣りで40オーバーのグレを釣っている人、フカセで夕まづめに60オーバーのマダイを仕留めている人がいました。今年はマダイの当たり年だそうです。
今回の釣行ではっきりわかったことがあるので、そのうち抜け出すだろう。と言っておきます。
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