古和浦
年末、ほんとは最終週火曜日まで仕事の予定だったのですが、訳がありまして月曜火曜は一斉年次休暇となりました。なのでクリスマスから始まるどえらい長い冬休みとなったのであります。で、その月曜釣りに行き、釣れなかったら1泊してもう1日釣りをしようという計画を立てました。
今シーズンの紀東はどこもパッとしません。ある程度期待持てそうに見えるのは尾鷲くらいかなあと思うんだけど、尾鷲は出船時間が早いので朝2時とか2時半とか相当早起きしないと間に合いません。そこで1日目は古和浦へ行き、ダメだったら泊まって2日目は尾鷲にしようと決めました。
こないだいつものエサ屋さんのご主人に『今シーズンの古和浦の磯割り表ある?』と尋ねたら、「あんまり人が行かんもんで作っとらんのや」と言われました。数年前とはえらい違い。古和浦人気ないみたいです。自分が利用している渡船屋のHP見ても磯割り表は昨シーズンのまま放置されています。 『どうせ釣れとらんから、どこの磯でもまあいいか、、、』
朝3時半に自宅を出て下道を走りました。5時過ぎに津市にあるエサ屋でボイル2枚もらい、久居から伊勢道無料区間を利用。三重に入るころから『路面が濡れてるなあ』と思ってたんだけど、エサ屋を出たらナント雪が降りだすではあ〜りませんか。『おいおい、ど〜なっとるんだて〜』
最近、釣りをやらない複数の友人と立て続けに会い、趣味の話題が出たので、その度に『釣り。これからがシーズン』と言ったら、全員が全員一様に「理解不能」という反応を示したのでした。「寒い中じっと糸を垂れてたら思考停止状態になるのでは?」、「金出せばもっと安く買えるものを何でわざわざ寒い思いして釣りに行くんだ?」等々。雪を見て、そんな言葉が思い出されたのでありました。
『わかってないなあ〜。まあ、別にどう思われようと構わんけどね』、しかし、確かに我ながら『ようやるなあ〜』とは思います。(古和浦は晴れていた)
出船は7時ちょっと前。客は5人でした。磯割りは東磯の平家、沖の平島周り。沖の平島(写真右奥に見える大きく平たい磯)に3人降ろして、それよりちょっと外側の2つの磯に1人ずつ降ろされました。磯の名前を聞いたら「ネコマタギ」。
船長のアドバイス通り、まずは沖向きを3〜4ヒロくらいのタナでやりました。水を汲んだ感じでは水温は高め。
最近釣りかたが狂ってるため、今回は自分の普通のスタイルでじっくり口太を狙って釣ろうと決めてました。なので竿は1.5号、道糸は2号、ハリス2.5号。朝は風がそれほど強くなく、軽い仕掛けで入れていったら割と浅いタナで30センチに足らないやつが釣れはじめ、タモ入れサイズも出ました。40はなかったけどイメージ通りに釣れたので嬉しかったです。
10時半過ぎたら、真正面(西)からの風が強烈になり、一時は表向きでやるのが難しくなったので磯裏へ避難(?)でも釣り難いのは同じ。それならと全然違う雰囲気の仕掛けにして表向きで再度挑戦し、何とかキープサイズを追加出来ました。
さらにおまけとして、久々にカモメも釣ってしまった(よく引いた)。
この日は、自分以外の人は釣れてませんでした。ハゲは立派なのが釣れたみたいです。船長は「ハゲが釣れるというのはタナの設定が深すぎるんじゃないか」と言ってました。
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