釣行記
本文へジャンプ 6月某日 
データ
6月中旬
くもり時々雨
大潮
古和浦 長島
コマセ ボイル
釣果 グレ28〜33センチ 7つ ヒラスズキ60センチ 1つ

古和浦


 高速道路の週末割引も今週で終わり。前日の天気予報はくもりで、古和浦でいつも利用している渡船屋のポイントカードもいっぱいになったのでそれを利用して釣りに行こうと思いました。
 しかし、前日夜船長に電話すると通しも半夜も客の予約が1人もないとのこと(ある程度予想はしていた)。タダの私のために船を出させるのは気が引けるから止め。そこで津市のエサ屋に電話してご主人に行き先相談したら、「古和浦の別の渡船中心に行き先考えとくから」との返事。行き先は任せることにしました。
 次の日、朝7時半と早めに家を出たにもかかわらず23号線は四日市市内で事故があったらしく渋滞になりました。全然進まないため、『こりゃどこへ行くにしても出船時間に間に合わないかも。ダメなら午後出船の紀伊長島しかないかな?』と思いながらエサ屋に電話。そしたらご主人は「ええよ、客はワシらだけやから遅れても。自分も行くことにするわ。渡船屋に電話しとくし」

 ということで、今回もご主人と同行することになりました。行き先は古和浦の別の渡船利用で西磯の長島。結局津市まで3時間掛かり出船は12時になりました。

 長島は名前の如く細長い磯で、私は西向きの先端に、ご主人は東向きの場所に入りました。仕掛けを作る前にとりあえずコマセ入れてみると水面がバシャバシャ。なんと小サバでした。最悪。尾鷲方面では小サバが結構まわっていると聞いてましたが、古和浦もとは。何かの拍子でいなくなることを期待しましたが、結局小サバは最後まで居座り続けました。お手上げ。
 普通だったら即磯替わりするところだけど、古和浦の磯は携帯が圏外で連絡できないうえに見回りにも来ないのであります。

 あっちゃこっちゃ仕掛けを入れてみてもすぐ小サバが食ってくる。コマセを入れてない磯際でコッパが2つ釣れたけどやりようがないのでなるべく離れた裏の岸向きに移動して、小サバに気づかれる前に何とか33センチと30センチを釣りました。しかしそこもすぐ小サバだらけになってしまいました。

 残り1時間になってエサ屋のご主人が、「ハナレとの水道(上の写真の狭い水道)の中だといくぶん小サバがかわせるからこっちへおいで」と呼びに来てくれ、移動して並んで釣ることにしました。さっき40センチくらいのを浮かせたけど抜きあげようとして針がはずれてバレたとのこと。
 ドバドバ状態の水道を重めの段シズ仕掛けでやったらヒラスズキが釣れました。掛かってから横に向かって引いたのでボラと思いましたが、これは嬉しい外道でした。グレはオナガも釣れましたが30センチ級まで。
 最初の釣り座で駆け上がってきた波にさらわれたヒシャクが何故か最後の釣り座の目の前に漂ってきてタモで掬えたのはラッキーでした。


 ヒラスズキは刺身にして食べたけど、チヌやグレより確かに旨かった。