釣行記
本文へジャンプ 8月某日 
データ
8月中旬
くもり一時雨など
大潮と中潮
榎戸漁港
コマセ オキアミ、集魚剤
釣果 
火曜 ボウズ
木曜 チヌ41センチ

榎戸


お盆休みに2回釣行

 自分の今年のお盆休みはいつもと少し違っており、お盆のあとが長いかたちになっています。で、火曜にYさんと、そして1日空けて木曜に1人で、夕まずめ狙いで榎戸漁港に行ってきました。
 釣果は、火曜がYさん34センチひとつで自分はボウズ、木曜は41センチひとつでした。

 火曜は大潮で5時ちょっと前からやりました。海は緑っぽく濁った感じの色。釣り座は北向きの少し内側寄り。沖にコマセを入れるとすぐにボラがワンサと寄ってきたので、『こりゃ、今日もいけるだろ』と思いました。
 『何も釣れんよりはボラでも掛かった方が面白いよね』とYさんに話しかけると、「でもボラを釣ろうと思ってもなかなか掛からないです」と言うので、ボラの釣り方を簡単に説明しました。するとすぐにYさんがボラを掛けました。ボラを寄せてくるYさんに、ボラのバラし方を説明しましたが「ハリスが切れると仕掛けを作り直すのが面倒だから」とタモ入れして取り込みました。

 『その調子でボラ全部釣って。俺はチヌを釣るから』 「いや、もうこの1匹で充分」
 そんな話をしているハナからまたYさんが竿を曲げました。最初の引きの感じからボラと思ってやりとりしていると、途中からチヌに変わりました。35センチ級。
 「おお、チヌだ、チヌだ、ラッキー」

 ここまでは予定通りだったのですが、そこから苦戦しました。特に残念だったのは6時頃、触ってきたので『よし、いける』と思っていたら、北から真っ黒い雲がみるみるうちに近づいてきてどえらい涼しい風が強く吹き、水面は波気立ってきました。
 『おお、これぞまさに寒冷前線!』
 雷が怖いので竿を置き、休憩。真っ黒い雲が上空を通過して少し明るくなったと思ったら、強烈な夕立になりました。

 道具はそのまま置いといて車に避難。30分くらいで雨は止みましたがもう薄暗くなってしまい、やむなく夜釣りに突入。ボラのど真ん中を釣った私は思惑と違いボラを掛けまくってしまいました。結局9時くらいまでやって2人とも追加なし。

 そして1人で木曜は早めに行って4時15分過ぎからやりました。最初沖(西)向きの場所で1時間ちょっとやりましたが、流れからして沖目を釣るにはコマセが足らないと判断して北向き角へ移動。
 釣れたのは薄暗くなり電気ウキに変えてしばらく経った7時15分頃。掛かってからそのまま沖のほうへ10メートルくらい一気に走ったので糸をやってからタメにかかりました。そこからは正々堂々とした男らしい(女かも)引きで楽しかったです。道糸はあとで見ると最初の走りで沈みテトラに擦ったみたいでキズが入っていました。

 堤防で証拠の写真(?)を撮ってたら、声を掛けてくれたのは掲示板で榎戸での釣りをプッシュしてくれた「常滑人」さんでした。彼はビギナーですが相当通いつめているようです。夜釣りで釣果をあげているので、どんな感じの釣り方をしているのか教えてもらいました。

 今回も不本意ながら夜釣りになってしまいましたが、いい引きを味わえたので良しとしよう。