釣行記
本文へジャンプ 3月某日 
データ
3月下旬
晴れのち曇り時々雨  小潮
古和浦 門前
コマセ ボイルのみ
釣果 
グレ38~44センチ3つ

古和浦


東磯で太っちょグレを3つ釣る 満足

 私はここんとこずっと忙しく、磯釣りもこのホームページも完全に放置プレーになってしまいました。釣りは1ヶ月半行けませんでした。結局完全に寒グレシーズンを棒にふってしまったわけですが、普通だと今頃は一番釣れない時期なんだけど今シーズンは何故かここにきてどこも良く釣れているみたいです。そこで決意してリフレッシュ休暇を取り行ってまいりました。40センチ前後のが3つ釣れ、めでたく寒グレシーズンを終える?ことができました。

 良く釣れているところは平日でも結構人が多そうで嫌なので、人気のない古和浦にしました。去年の夏利用した渡船屋の磯割りがちょうど3番で行きたい場所でよかったです。
 朝3時過ぎに出発。下道で津市のエサ屋まで行き、久居からは伊勢道。出船は6時半と聞いており、6時10分ごろ到着したらもう他の客は船に乗り込んでいました。古和浦だと平日は客が一人もいないのを懸念しましたが私を入れて磯釣り4人、イカ狙い1人で合計5人。これは古和浦としては週末並みの人数なのでは?

 ほんとは乗りたい磯があったんだけど、なんとなく先客が行きたい場所を決めているような感じだったんで乗る磯は船長に任せました。平家に1人、沖平島に2人降ろして、船長は「ハナレに行くか」とか言って、降ろされたのは沖平島より向こうの小さめの磯。(名前は知らん)
 この磯は沖向きに「ここにバッカンを置いてここに立って釣りなさい」と言ってるみたいに平らで足場の良い場所があります。『荒れてない日にこの磯に降りたら皆この場所を釣り座にするだろー』というような場所です(写真のバッカンの置いてあるところ)。
写真の右上に見えるのは沖の平島です。

 この日は天気予報通り、天気がめまぐるしく変わりました。朝10時前くらいまでは風はそよ風程度で非常に穏やかに晴れてましたが、それから沖から風が吹き始め、曇って強風に変わり、昼前からはさらに強烈な風になりました。おまけに雨も降って来ました。完全に前線が通過したという感じでした。釣り終わるころはまた少し日が差しましたが、回収されて船に乗ったらまた雨が結構強く降ってくるという変な天気でした。
 魚のほうは、朝のそよ風タイムに釣り座右手前方に潮のヨレが出来た時40センチのグレ。
 『ちょっと穏やか過ぎるかな―』と思っていたら沖から風が吹き出し海況が変わって、『こりゃチャーンス!』と思ったら予想通り写真の44センチがきました。
 デカイのを狙っていたので道糸ハリス2.5号。軽い仕掛けで4ヒロ前後のタナで釣れました。釣り座の前はハエ根はなく、ドン深ではないのですが水深はじゅうぶんにあるため、もしデカイのが掛かっても獲りやすい感じの磯でした。
 エサトリはハゲ。ビミョーな入り方するときもとりあえず『怪しきはアワセてみよう』とあわせたら、顔面(サカナの)や尾っぽに掛かって2つ釣れました。

 これは釣りとは関係ない話ですが、先週テレビでゴールデンボンバーというグループの「女々しくて」という歌をはじめて聴いて、その歌と踊りがあまりにも面白かったので耳についてしまい、釣りをしながらずーっとその歌を口ずさんでおりました。

 で、午後強風で難しい中30センチ級をひとつ釣ってリリースしたあと、仕掛けと狙う場所を全く変えて沖を釣ってみたら思惑通りにウキが入りもうひとつ釣れました。写真の一番下のやつです。この太っちょぶりは凄いでしょう。実は自分としてはこれが一番嬉しかった。
 他の人も私と同サイズまででしたが皆釣ってました。

 磯の上でバランス崩してコケ、膝を打って偏光グラスのレンズにばっちりキズが入っちゃったのはドンくさかったけど、釣果はめでたし、めでたし。刺身も卵も美味かった。