方座浦
永坂選手、ワカシオ軍団のMさん、Yさんと方座浦に行ってきました。大荒れで沖には出られず、いいグレも出ませんでした。
「11月にいっぺん方座浦に行きましょう」と前から永坂さんから誘われてました。で、行こうと決めた日の波予報を見ると、自分的には『こりゃ沖磯は行けんだろー』。
しかし永坂さんは「大丈夫でしょう」と言うので『何度か行っている彼がそう言うんだから、そうなのかなー?』と思っておりました。でもやっぱり俺の予想通りだった。北陸方面の天気と波風予想なら断然永坂さんだけど紀東は勝手が違う?
前日の夜9時に永坂さんちへ行き、永坂号で現地へ向かいました。方座浦は古和浦の東隣。6千円で夜明けから日没ごろまでやらせてくれるので永坂さんはここを紀東のホームグランドにしようと思っているそうです。
で夜12時頃渡船屋の駐車場に着き、しばらくしてMさん号が到着。それからMさん号で酒盛りが始まります。タフやなー。(おれは永坂号で先に寝た)
翌朝5時ごろ起きて受付け。ここの渡船屋は料金先払い。弁当が美味いという話なので弁当頼みました。客は多くたぶん60人近く。しかし2艘の船で海に出てみると沖は無理で湾内の地磯へ。
降ろされたのが結構険しく切り立った磯で、釣り座の足場もよくない。自分はちょっとした岩の斜面をよじ登り、裏側の下を見てみるとそっちも釣り座がとれる様子。なのでまず重さ10キロ以上あるクーラーボックスを持って斜面をよじ登り、とりあえず一番高い場所に置いて戻りました。
次にバッカンと竿を持って上がる。途中の人一人立てる場所で永坂さんと同じ向きに並んでしばらく竿を出してみたあと、 『やっぱし裏側に行こう、ファイトー!いっぱーつ!』と再び斜面をよじ登り裏側を見おろしてみると、いつの間にか釣り人が2人降ろされているではあーりませんか。さっきは誰もいなかったのに。
『そりゃね~よ~。でも行く場所が無いんだからまあしゃあないか』 それでまた荷物を下に降ろす。あーくたびれた。
収穫は体が鍛えられたのとクーラーが傷だらけになっただけ。
釣りのほうは朝方しばらくは潮が左にとっており、永坂さんが北陸サイズまでのグレを調子良く釣りました。
その後潮が止まってうねりでふらふらするだけになったらダメ。それで弁当食べた後ハゲの胴突き仕掛けに変えてやっていた永坂さんに掛かったのは40オーバーのアイゴちゃんでした。
風も強いし海況は最後まで良くならず、自分もアイゴを2つ追加しただけ。
しかし、ワンドの向こうのMさんYさんは健闘しており、チヌ釣り名人の弟子らしく2人とも50センチ級のチヌをひとつづつ。そしてYさんは80センチの立派なヒラスズキを釣りあげたのでした。暇な我々はそのやりとりの様子を見ながら応援しておりました。
この日は全体も芳しくなかったようで、波で3人落水したと言ってたけど全員無事だったそうでまあよかったです。
永坂さんとの釣行はいつも車中ほとんど釣り談義で盛り上がり、楽しいからまあ良しとしよう。
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