釣行記
本文へジャンプ 5月某日 
データ
5月中旬
晴れ
小潮
五幡⇒坂尻地のテトラ
コマセ オキアミ、集魚剤
釣果 
キス20センチ級6匹、チヌ46センチ 1つ

福井県 五幡(いつはた)、坂尻 


キス釣り⇒チヌ釣り 両方貧果に終わる

 1人で福井行ってきました。釣れませんでした。

 ゴールデンウィークに福井に釣りに行った時、ボート釣り名人がエサ屋の店番をしていたのでキス釣りの状況を聞いたら水温が低くだいぶ遅れていると言ってました。その名人は釣っているのだが、船外機付きのボートの上に普通の人とは釣るレベルが違うみたいです。

 自分は今シーズン日本海ではキス釣りに投入したいと思っております。チヌ釣りの季節が終わったら、すぐキス釣りをするつもりでした。ゴールデンウィークに佐田の沖テトラで釣りをした時も、投げ釣りの道具を持っていってキスが釣れるか試してみました。(まだ早すぎて釣れなかった)
 その後もキス釣りの情報はチェックしているのだが、沓周辺の手漕ぎボートでも少しは釣れだした様子。

 そこで、午前ボート、午後チヌ釣りのリレー釣りをすることにしました。朝4時に自宅を出発、今回は一宮まで下道、そこから高速利用で6時ごろ敦賀に到着。
 買ったエサはゴカイ1杯と半解凍のオキアミ1枚。メインはあくまでもキス釣り。20年くらい前は江良の貸しボートでよくキス釣りをしていたので、その辺でやろうと思い様子を見たら江良の隣の五幡のほうが出船しやすそうだったためそっちに変更しました。

 7時ごろボートの準備をはじめたのだが、同じ場所で自分と前後して準備をはじめた人たちは4艇とも船外機付き(草刈り機改造型のやつではなく、本格的なの)、ゴムボートの人もいるけど大きくてカッコイイパワーボートタイプ。
 『こりゃハンデの差が大きいな〜。銃に石で戦いを挑む感じだな』と思いつつ出船しました。手漕ぎでもスイスイ進むけど、南からの風が結構強いためあまり沖へ出るのは怖い。それで船外機軍団がまず小手調べに竿を出している近場の辺りで適当にアンカー入れてやりました。水深はたぶん5メートルあるなし。底丸見え。

 『キス ミー プリーズ』と呪文を唱えて釣りだすと、3投目でヒット。そして4投目も掛かり、巻き上げはじめたら途中で急に引きが強くなり、マゴチがキスをくわえて水面まで上がってきたけど当然キスを放して逃げていきました。食い逃げされたキスはほぼ2分裂状態。
 でも開始早々釣れたので『こりゃ、もしかしていけるんじゃないのー』と思ったのもつかの間。そこから沈黙。
 周りの船外機も同じみたいで、彼らは徐々に沖に出て行きましたが、こっちはこれ以上沖には出られない。いつしか目標は『なんとか家族4人分(つまり4匹)は釣らねば、しかしコチに食い逃げされたキスは切断されたから5匹』に変わりました。そしてお昼までで6匹釣れました。めでたしめでたし?
 同じころ上がった船外機の人に釣果を訊いたら2人で20ほどだと言ってました。他に良い釣果の人もいたらしいけど、釣った場所は水深25メートルエリアらしい。これは勝負にならない。

 午後は2時頃から6時過ぎまで坂尻でチヌ様をねらいました。こっちは完全にベタベタスケスケで波気ゼロでした。こういう状況でどんな釣りになるか楽しみでしたが、フグ軍団の鉄分補給に貢献する結果となり、通りがかりのヤル気のあるチヌ様がひとつ釣れただけでした。

 帰りは久しぶりに全部下道を走ってみました。帰宅までの時間は3時間弱でした。
 一日、割と安く遊べたのでめでたしめでたし。