釣行記
本文へジャンプ 6月某日 
データ
6月中旬
くもり時々晴れ
小潮
尾鷲 桃頭島タラエ
コマセ ボイル
釣果 
グレ33センチ、45センチ

尾鷲


空梅雨グレ 空振り免れる

 父の日、Yさんと尾鷲の半夜釣りに行ってきました。

 朝4時20分ごろ起きて(4時に起きられなかった)コンフェデ杯のブラジル戦を見てから出かけました。それにしても完敗だった。スコア以上の差があると思いました。一瞬の判断のスピードとプレーのスピード(技術)の違いがはっきり表れたと思う。何か1つでも勝っている点が見つかればと思っていたのだが、自分はそれを見出せませんでした。
 しかしくよくよしても仕方ない、こういう経験も糧にして前を向いていきましょう。

 ということで朝飯を食べてから6時40分ごろYさんを迎えに行きました。有料道路のリフレッシュ工事は終了していて渋滞はなく、エサ屋で時間をつぶしたのちゆっくり走っても余裕で10時前には尾鷲の港に到着。

 写真は尾鷲港の海上保安庁巡視船で、スクリューは無くてジェット水流で走るのだそうです。そして銃?もハイテクで、どんなに海が荒れていても狙った標的は外さないという。この船は50億円以上するのだそうです。前回の釣行時船長が解説してくれた。



 そしてこっちはたぶん新造船だと思います(夕方撮った)。新しい大漁旗をたくさん掲げていて綺麗でした。

 さて、半夜の釣り人は、我々の他に常連と思しき客が5名でした。
 前日の雨?の影響か、潮の色は緑っぽかったです。
 船は桃頭島に向かい表側の様子を確認して、最初に我々に声が掛かりました。船長は「この前の場所行くか」と言って降ろされたのは前回と同じ磯でした。

 私は船着き、Yさんは右側で釣りました。
 今回は2号竿に、道糸3.25号、ハリスは前回使ったままスプールに巻きこんであった4号でスタート。
 目の前のハナレとの間を中心にやってみました。サラシは出るんだけど前回ほどドンブラコ状態ではなく、例のごとく釣り始めて間もなく食い気のあるキープサイズが釣れましたが後が続きませんでした。
 海況は徐々に変化するので、そのたびにコマセの溜まる場所を攻めてみるんだけど気配が感じられず。

 それに較べるとYさんはボツボツではありますが30センチ前後を釣っていました。最終的に30弱から35センチあったらいいな級?を5つ(オナガ含む)。

 結局自分は夕方になっても好転せず、5時半ごろYさんの釣り座を見学に行きました。そしたら大きいサラシは無いんだけど、少しだけ張り出した足元のハエ根の際辺りの感じがとっても良さげでした。『こりゃYさん一発いいのが来るんじゃないかな?』と思っていたら、「となりに入りませんか?」と言ってくれるではあーりませんか。
 『これはお言葉に甘えよう』ということで左となりに入れてもらいました。
 ハリスを3号に落としていたのが心配だったんだけど、狙いは際の浅ダナのみ。ウキ下は1ヒロ半ほど。
 そうしたらさらにいい雰囲気になり、ハエ根の際ギリギリで私のウキが入り、釣れたのは40オーバーのクチブトでした。時間は6時ちょっと前。
 『いやーほんとYさんには申し訳なかったけど助かった』

 持つべきものは心優しき釣りの友。ありがとうございました。