釣行記
本文へジャンプ 3月某日 
データ
3月下旬
晴れ
小潮
御座 ヨボシ、六ノ島
コマセ ボイルと生、集魚材
釣果 
グレ28〜40.5センチ4つ、チヌ50センチ

御座 


ゴー ツー ゴザ で ゲット 40 オーバー

 平日の御座へ行ってきました。寒のシーズン最後でなんとか40オーバーが釣れました。

 今季最後の有給消化釣行で選んだ場所は自分が昔一番良く通った御座。今シーズン好調です。特徴は低くて小さい磯が多く、水深が浅いので波や風の影響を受けやすい。そして船長が熱心で、夕方まで普通の料金でやれることです。

 朝3時過ぎに家を出て有料道路利用で行きました。途中エサ屋でボイル2枚と生オキアミ1枚、そしてボイル用の配合エサひとつ買って5時半過ぎに浜島の事務所に到着。生1枚とボイル用の配合エサ(パン粉系?)を買った理由は釣りの時間が長いのと、地方寄りの浅い磯が多い御座の場合、強い風が正面から吹いてきた時にボイルのみだとやり様が無くなってしまうケースが考えられる(地方向きを釣るのは辛い磯が結構ある)のでそんな時用の保険です。

 客は磯釣り2人、カセのチヌ釣り1人でした。6時出船。どこの磯でも乗れそう。船長に「どこに乗りたい?」と訊かれたので、『たくさんサカナがいるとこ、40センチオーバー5つ釣れるとこ』と答えました。しかし、表磯に着いてみるともうひとつの渡船の客が意外に多く高島、三角、平島など目ぼしい磯は既に人が乗っている。それも1つの磯に1人づつ。やっぱり平日は贅沢だなー。沖磯も人が乗っていたので私はヨボシ、もう一人の人は双子に降りました。

 期待を込めてやってみるとどうもイメージと違いサカナの活性は低い。たまーにコッパが釣れるけどタナが深く、釣れてくるサカナが冷たい。『いやーこりゃまずい。底潮の水温下がったんでは?』
 11時過ぎに船長が電話してきて状況を告げると、双子の人も気配なしとのことで磯替わりすることにしました。内磯に行くかと思いきや、「カセの人も全くアタリなしと言っていたので、内磯も水温低い可能性が高いから一か八かで沖に行ってみよう」との船長の判断で沖へ。この判断が釣果に結びつきました。

 御座には沖磯が3つあります。潮が満ちてくると波を被ってしまうことが多く、10時前満潮のこの日は朝から乗っていた人は既に磯替わりしていました。自分は沖磯の中でも一番低く、乗ったことのなかった六ノ島を薦められ、ちょっと怖かったけど降りました。もう一人の人はカゴメ(写真)へ。

 「これからは下げていくから大丈夫や」という船長の言葉とは裏腹に、波しぶきを浴びまくり耳の穴まで濡れながらがんばりました。沖からの風が結構強く吹くし、なかなか思い通りに釣れず、またカゴメの人は結構竿を曲げているのが見えたので焦りも出ました。
 泣きながら?やっていたら、夕マズメ、4時過ぎてからなんとかチヌとグレ数匹をゲットして4時40分に納竿。

 チヌは長細くて大きかったけどそのぶんグレは小さく見え、たぶん40ないなーと思っていました。で、港に戻ってから検寸しようとする船長に、『測らずに40センチと書いてー』と頼みますが、あっさり却下。測ったら40.5センチありました。ひと安心、よかったー。メバルは26センチありました。

 カゴメの人は40はなかったもののグレを結構釣っており、チヌは58センチというバカデカイのをひとつ持っていました。30分だけ入れ食いになったと言ってました。

 4月からは紀東は半夜がはじまるところもあります。チヌ釣りも行きたいし、また仕切り直してがんばろうと思います。めでたし、めでたし。