古和浦
土曜日に古和浦へ行ってきました。
週末の夕方か夕飯時になるとだいたい自分の携帯が鳴り、恋人?(永坂さん)から釣果報告があります。彼は今年の春にいったん帰名したものの、すぐまた関東へ単身赴任となり、秋になったら早い時期から伊豆の地磯に行きまくっているのです(この年末で単身赴任は終わるらしい)。それでその日の報告をしてくれるのですが、伊豆は手軽な地磯、テトラ、ゴロタがたくさんあって、人が連日入るのでサカナがスレているんだけど釣り師のレベルは高くないらしく、その中で永坂さんは40センチに絡むグレをコンスタントに釣っているのです。しかもオナガも多いという。紀東で渡船代払って磯釣り行くよりも明らかに釣果は上なのです。コストパフォーマンス的にもうらやましい。
自分は永坂さんのチヌ釣り師としてのレベルの高さはそこらの自称名人では及びもつかないと思っており、いろいろ教わっているのですが、実はグレ釣りに関してはまだそう大した差はない思っていたのです。しかし、ここ数年伊豆の地磯に行きまくって、何か相当グレードアップしている模様。
自分も伊豆へ行ってみたいけど、とりあえず紀東に行きます。土曜から年末年始の休みで、平日に行けばよさそうなもんだけど風が弱そうな予報だったので土曜日に行くことにしました。朝3時20分に家を出て、みえ川越まで下道、そこから有料道路で途中トイレ休憩やエサを仕入れて余裕で6時前に古和浦へ到着。
出船は6時半で客は9人でした。当日は3番で東磯の平家、沖平でした。湾内出てすぐの仙台島に1人、平家に1人だけ、次に沖平に3人降ろしました。そしてちょっと離れたチョボ?に3人降ろして、『 自分はどこへ行くのかなー、他の渡船の空いてる磯でも降ろしてくれるのかな』と思ったら、船は沖平へ逆戻りして降りろと言う。『そんなら最初から降ろせよ』という話です。
初めに降りた3人は同じグループの常連で釣り座はもう決めていました。朝が満潮なので船着きから見える範囲の釣り座は潮がある程度下げないと行けない。で、空いている西向きの先端まで歩きました。
沖平は何回か乗ったおぼえがあるけどこの釣り座ははじめて。7時半ごろからはじめました。風は弱かったので軽い仕掛け、道糸ハリス2号の細めでスタート。すぐ25センチ級のコッパが続けて釣れ、水温はまだ17度台らしいけど見える範囲にはサカナは浮いてこない。エサ取りは水温のわりにはそう多くはなくハゲみたいな雰囲気でコッパがボツボツ釣れる。良いのが出てもおかしくない感じでした。
しかし、2時間くらいしたら正面からの西風が強くなり状況は一変。辛い釣りに、、、 『磯釣りやってたらこんな状況は当たり前じゃー』とは思うのですが、コマセを入れにくい、仕掛けを掴みにくい。10時くらいに休憩して沖向きに入った人に状況聞きに行ったら30センチから40に足りないくらいまでのを3つ釣って、その他に3発もとばされたと言う。
『えらい違うやんか、自分も頑張ろう』と高い場所から海の様子を見直し、お昼を早めに食べてからボイル用のパン粉系配合エサをコマセに混ぜて再開。これで少しはコマセを入れ易くなったものの風は強烈。穂先に道糸が絡まないように注意しながらやりました。
風の影響で狙える範囲は決まっちゃってるので粘る以外にない。後半戦は段引きのアタリでアイゴ、コッパ数匹、一番よくて32センチでした。『うーん、伊豆の地磯に負けている。ここは一発いいのを獲るしかない』 で、納竿の10分ほど前、ウキがズパッと入りついにきました。『こりゃ40オーバー間違いなし!』必死でタメて浮いてきたのは茶色の、永坂さんのトモダチ(サンノジ)40センチでした。こいで終わり、、、
他の人はその3発バラした人が一番よく、後半は攻めあぐんでコッパが多かったそうです。
以上。こんなんじゃ全然納得いかん。もういっぺん年内にどっか行く。
めでたくないめでたくない。
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