横浜
5月2日、40代さんと福井に行ってきました。
朝4時ごろ40代さんに我が家に来てもらい、4時15分に私のクルマで出発。ゴールデンウィーク中にもかかわらず平日で高速道路の割引がないことが判明したため、302経由で一宮までは下道で行き、そこから高速で敦賀に向かいました。約2時間でエサ屋に到着。
それぞれオキアミ2枚と配合エサ2袋ほど混ぜてから、保護者(永坂さん)に電話しました(30日から日本海で車中泊釣行中)。本日の海況予想から、横浜(杉津の北側根元)にいるということでした。貸し切り状態で場所も空いており、ゴムボートの難易度も低いので我々もそこでやることに決めました。(それでも離岸に失敗し、ボートの中に水が入ってしまったけど無視してテイクオフした)
横浜のテトラ帯は、砂地の浜で根元の方はランダムにテトラが積んであり、先の方は一番上の足場が平たんになるようにきれいに積んであります。『出来れば足場が楽な先の方でやりたいなー』と思っていたら、永坂さんは足場の悪いほうの曲がり角でやっており、我々のために平たんなほうを残しておいてくれたのでした。さすが保護者!
40代さんを真ん中にして20〜30メートルくらいずつ離れた釣り座で9時くらいからはじめました。我々が釣り始めた時点で永坂さんはすでに1つ釣っており、ボツボツ追加していきました。しかし、40代さんと自分は音なしの構え。最初ボラ太郎が出てきたけど自分のところはすぐいなくなってしまいました。軽い仕掛けを入れていくと土台と砂地の境目辺りで時々小さいガシラが釣れてくる程度。ほとんどサシエも取られない。
自分と名人の腕の差は自覚しているものの、あんまり感じが違うので状況聞きにいきました。2枚潮に手を焼いているけど、サシエはしょっちゅう取られると言う。アジもいる。自分の釣り座とは全然釣況違いました。
『まあしゃあないな、こりゃ海況が変わってこっちにもサカナ回ってくるのに期待するしかないなー』と続けていると、2時前、潮の感じが変わりました。
チャンス到来か? 『感じ変わったねー』と40代さんに声を掛けると、永坂さんに続いて40代さんも掛けました。無事取り込んだのは40センチオーバーのきれいなチヌ。40代さんは福井のチヌ釣り3回目にして初の本命ゲットです。めでたしめでたし。
永坂さんは連発。『自分も続かねば』と頑張りますが全然ダメ。とにかく気配がない。
時々うしろに気配を感じ、振り向くとカラスが俺の食べ物を狙っているという、、、
いろいろ狙いを変えても気配はないまま夕方になってしまいました。
そうすると、ホームページやってるせいか『本日の釣りの反省』みたいな気持ちが文章になって頭に浮かんでくるのであります。それをまた頭の中で打ち消して、『何を弱気になってもう反省なんかしとるんだ!反省する前に最後まであきらめずに頑張らないかんだろー!』と自分の気持ちを蹴っ飛ばしつつやっていると午後6時、ジワーッとウキが入りきました。
釣り始めから9時間、小さいチヌひとつですが自分にとってはすごく価値がある釣果でした。非常に満足。その後30センチ弱のグレを追加して6時半ごろ終了。
40代さんはチヌは結局ひとつ、あとキープしたのは30弱のグレとアイナメひとつずつでした。永坂さんは50オーバー頭にチヌ7枚。しかし、もっと根元の方で釣っていた2人組は2枚潮じゃなくなってから爆釣していたそうで、1人は2桁は釣っていたと言っていました。(自分たちの位置からは見えなかった)
結局場所には勝てんということでしょう。しかし釣果が全てというわけではない。釣りとは自己満足を追及する遊びなのであります。ご清聴ありがとうございました。
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