釣行記
本文へジャンプ 5月某日 
データ
5月中旬
晴れ時々くもり
小潮
役場裏
コマセ オキアミ、集魚材
釣果
グレ25〜32センチ7つ

河野 役場裏


義兄はリベンジを果たし、私はとりあえずポシャる(グラブる)

 義兄と河野へチヌ釣りに行ってきました。

 GW後半戦は、自分は5日(木)から7日(土)まで仕事で日曜と月曜が休みだったので、月曜日に1人で福井に行こうと思っていたら天気予報が変わって雨でした。それで釣り中止。

 日曜日、タチヤに買い物に行った時鮮魚コーナーに黒鯛(知多半島産)加熱用が置いてあるのを見つけました。その値段は、40センチ級の片身が480円、頭2つで180円、そして何と卵2匹分くらいが500円でありました。思わず嫁に『おいおい、見て見て!』と言ってしまった。さすがチヌ様。鯛という肩書がものを言うなあ。
 月曜日は午後に暇つぶしで釣具屋3軒ハシゴ。もし自分に釣りという趣味がなかったら休みの日は相当時間を持て余していたんじゃないかなーとか思います。釣りに関することくらいしかやることを思いつかんのです。
 2軒目の中古釣具屋に新古品のウキが置いてあるのを発見。物色していたら釣研スーパーセレクトG2のS(私の昔の恋人)が1個あったので買ってしまいました。そして3軒目の釣具屋の中古品コーナーではまだ十分使えそうなシマノのロッドケースが2,500円だったのでこれも買ってしまいました(4年前のカタログ見たら定価21,000円だった)。今使っているロッドケースが替え時だったためちょうどよかった。『いやー、満足満足』という感じでありました。

 さて、土曜日、GWにチヌが釣れなかった義兄のリベンジ戦であります。前回同様、朝6時ごろ敦賀のコンビニで待ち合わせ、エサ屋さんに行きました。
 エサ屋の人に今日の行き先を相談したら、「うーん、チヌはどこへ行っても、、、」と歯切れが悪い。そして「チヌの乗っ込みは終わりました」と乗っ込み終了宣言が飛び出してしまったのでした。『えー?今シーズンはまだ爆釣とかなかったじゃないですか?』「いや、でも今シーズンは良かったほうですよ」 日曜日はワカシオ軍団ほぼ全滅情報を名人から聞いていたけど、乗っ込み終了宣言とは、、、トホホであります。

 で、可能性があるとすればあんまり人が行ってない場所というアドバイスで、候補として役場裏があがりました。
 『あそこなら渡るの楽だしいいな』ということで行き先決定。見ての通り岸から20メートルも離れてないような場所です。『わざわざゴムボート持ってきてあんな近くに渡るか?』という距離なので、逆にあまり攻められていないかもということです。
 行ってみるとこちらの思惑とは違い、本命と思しき左端の場所はすでに4人乗ってました。それで我々は右端に渡って朝8時過ぎから結果的に夕方6時半前までやりました。

 釣り始めは何にもいないという感じでした。自分としては朝方に自分の前にチヌを寄せて、そこを義兄に釣ってもらおうと思っていたので、3時間くらいでコマセ半分くらい使って遠近探っていました。2時間くらいすると正義の味方ボラ太郎軍団が出てきて、『いれば釣れそう』と10メートルくらい離れた義兄に声を掛けると、「いても釣れんというのを前回実感した」と言ってました。

 サシエは取られるけど小さいサカナっぽく、たまにウキが少し入るとフグ。25センチ級のグレをひとつキープしましたが『芳しくないなー』と思っていた11時前、義兄の歓喜の声に横を見ると竿がばっちり曲がっている。やり取りを写真に収めようとしましたが割とすんなり浮いてきて、「自信ないので掬ってほしい」ということで写真は止めてすぐに掬いました。37センチの腹パンのきれいなチヌ様で、カンヌキにばっちり掛かっていました。
 「やったー!」 『やったー!すごいすごい!』とお互い大喜びでした。状況からすると正直よく釣ったなーと思いました。正義の味方の真ん中を釣ったそうです。
 我々のこの喜びようには、チヌ様も「この人に釣られてよかった、、」と思ったのでは?

 もちろん、自分は義兄さえ釣れれば満足するほど人格者ではないので、その後は『自分も当然釣れる』と思い頑張りましたが難しかったです。自分がグレをボツボツ釣るくらいで、左端の4人組も右前の沖磯に乗った人も含めて全く音なしの構え。

 結局場所には勝てんという前回のチヌ釣りの教訓を思い出し、午後3時半ごろからは先行者が帰った左端に移動してみましたがこっちもオセンだらけ。ボツボツグレを釣って終了。義兄も夕方に25センチ級のグレを2つ追加して終了しました。

 義兄にチヌが釣れて、めでたしめでたしです。また行きたいなー。乗っ込み終了宣言に負けるもんか!?