釣行記
本文へジャンプ 12月某日 
データ
12月下旬
晴れ
大潮
阿曽浦 ニュウカイ
尾鷲 ドマクラより遠い磯
コマセ オキアミ、ボイル、集魚材
釣果
なし

阿曽浦と尾鷲


重症

 仕事納めが28日だったので、29、30と車中泊で今年最後の釣りに行ってきました。結果はタイトル通りであります。『大自然の中で2日も釣りができる、それだけで十分満足ですよー(涙)』

 1日目は阿曽浦。阿曽浦で調子よければ2日連続阿曽浦と思っていました。
 晴れで朝は寒かったですが、風はあまりなく釣り易い日でした。志戸は本島の日で、7人降りると言っていたので自分は沖磯を希望。ニュウカイに2人で降ろされました。自分は船着き、もう一人の人は奥の方でやりました。
 今回も生オキアミメインで、ボイルは1枚買って半分だけ使いました。見た感じは悪くなく、釣れるだろうと思ったんだけど朝方30センチ無いコッパが3つ釣れただけであとはフグばっかりでした。同じ磯に乗った人はチヌを一つ釣ったと言っておられましたが、お昼にはもう諦めてヘソ天をしておられました。

 釣り人は15人くらいで、沖磯と志戸本当は結局全滅、オジマで辛うじて35センチくらいのが釣れてました。水温は16℃代後半。今回もたまたま下手が集合していたということであろう、、、

 『こりゃ、明日は別の場所だな』ということで、海沿いに西に向かってクルマを走らせ、やっぱり最後はボイルのみでいこうと尾鷲にしました。
 夕方、途中の紀伊長島で温泉に浸かり気分を一新して、尾鷲に向かう途中でいつもの渡船屋に電話すると体調不良で休業しているという。船長はこれまで聞いたことのない弱った声で、相当辛そうな感じでした。『お大事に』と言って電話を切りました。

 尾鷲市内で晩飯を食べた後、別の渡船屋(自分ははじめて利用する)に予約入れて港で8時半ごろに寝た。

 2日目は朝5時半出船であります。朝4時ごろ起きて、市内のエサ屋でボイルを1枚購入。昨日の残りと合わせて1枚半であります。
 30日なので釣り納めの人が多く、20人以上の客がいました。船が向かったのは解禁磯のドマクラ方面。沖の寺島よりももっと遠くです。自分がいつも利用する渡船屋は桃頭島、サバル周辺が主戦場なのでこっちのほうは全然知りません。
 ロケーション見ると『こんな場所で釣れんなんてことはあり得んだろう』という感じ。やる気満々で他の人3人と大きい磯に降りました。

 で、こっから先は書くことがありません。とにかくグレらしい感じは無く、最終的に底近くを釣るしかありませんでした。30センチちょいのアカハタが今回唯一キープしたサカナでありました。(ボイルをこれでもかというぐらい食べていた)

 11時ごろから30分間くらい、潮の感じが「はい、釣ってください」という絶好の雰囲気になりました。しかしその時間食ってきたのはベラとソイだけ。あれで釣れないということは自分としては無理です。

 写真は絶景をあとにする意気消沈した人々。

 グレは釣れておらず、マダイ、イシダイを釣った人が3人いただけでした。船長も皆を慰めていた。

 こんだけ釣れないと、逆に元気が出てきます。というか元気を出さないとやっとれん。
 こんな釣行の中からでも何かを掴んで立ち上がるのだ。来年もよろしくお願いします。