尾鷲
有給とって尾鷲で2日間釣りをしてきました。相変わらず、、、
金曜日、2時半ごろ家を出て有料道路で尾鷲へ。尾鷲のエサ屋でボイル2枚仕入れて5時過ぎに天満浦の港に着くと自分の知ってる出船場所の駐車場にはクルマが1台もない。少し待ったけど他のクルマは来ないので船長に電話すると、出船場所が変わってました。
どういう話かというと、これまで尾鷲の時利用してきた渡船屋の船長が年明けに亡くなり、息子さんが後を継いで営業再開したのでよろしくお願いしますという連絡が週半ばにあったのです。(昨年末電話した時、病気で休業中と言っていた船長の声が余りにも苦しそうだったので心配していた) もともと2日間釣行しようというのは決めていたんだけど、どこへ行くか決めかねていたので折角だから行くことにしました。
金曜の客は自分を入れて6人。行く先は先代が得意とした桃頭島であります。
磯着けの前に船長が、「本日の尾鷲港の潮回りと満潮干潮時間」などのアナウンスをするのですが、その内容と順番が前の船長そのまんま。『まるっきし同じだ』と感心しました。
釣り場(ポイント)も、前の船長が夏頃から長患いで直接引き継ぐことはできなかったので、常連さんたちが熱心に場所を教えたらしい。
6人しかいないので、だいたい『桃頭島ならここでしょう』という場所に皆降ろされました。
自分はロープ。その名の通り、ロープをよじ登ると1人ぶんの足場と荷物を置けるスペースがあるという、修業みたいな釣り場で、水面までは約6メートルであります。
結果は全滅。海の感じは悪くなさそうに見えるんだけど、全然気配ありませんでした。最終的には竿3本まで入れてみたけどサシエは取られないで残る。ボラ太郎は寄るのでその下に何かいないかと思って軽い仕掛けで浅く釣ってみるとボラ太郎の下にもボラ太郎でした。結局コマセのボイルは1枚使わずに終わってしまった。
港に戻ってから次の日もやると船長に言ってその後しばらく時間をつぶし、自分への罰として風呂に行くのを止めて晩飯を食べ、見つけておいた寝るのに適した場所へ移動して10時前にはクルマの中で寝た。
2日目港に行くと、客は思いのほか多く20人くらいいました。今回も桃頭島から降ろしていき、自分はサバルのサギ崎のハナレという場所へ。前日もいた常連さんにどこで釣ったらいいかを聞いて渡りました。
天気は良く風も微風。水温は前日に引き続き15℃代前半。海の感じは非常に良さそうで、普通ならシロウトでも釣れるだろうという海況の時もあったのに、釣れたグレは10時半過ぎにひとつだけ。
その時は自分の一番好きな海況で、『ここ狙ってこの仕掛けで釣れんかったらやりようないんじゃないのー?』と思っていたら思い通り釣れました。しかし、『ここから同パターンで爆釣かな?』と思ったけど何故かそれっきりでした。
釣り終了後、全体の釣果を聞くと42センチのチヌを釣った人がいるという話でした。どうなっとるの?
世話になった常連さんもホテル泊まりの連続ボーズでしたが、「明日で尾鷲釣り大会が終わる。いつもその後は人が減って、余りの場所で大きいのが釣れるようになりまっせ」と言ってました。
俺も今シーズン中には笑いたい。2日でエサ2枚で済んで、めでたしめでたし。
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