釣行記
本文へジャンプ 3月某日 
データ
3月中旬
晴れ時々くもり
中潮
神前浦 コビ島、オヤマ
コマセ ボイル
釣果
なし

神前浦


紀東の寒らしい釣りに逆戻り

 紀東で2日間釣りしてきました。

 神前浦は5シーズンぶりであります。今回利用した渡船は、寒の時期午後4時までやらせてくれるということもありいっぺん行ってみたいと思っていました。

 で2日間でグレと思われるアタリは1日目の1回だけでした。(情けない) 2日間とも波長の長い大きいウネリがあり、釣り辛かったです。かんたんに言うと釣りこなせなかった。

 1日目は平日だったこともあり、朝の客は2人だけでした。最初降ろされた磯はウネリの具合と風向きで釣りにならなかったので10時半の見回りの時、目の前にある磯に替わりました。
 それが写真のコビ島という磯で、あとから聞いたら1級磯なのだそうです。そこで風を避けられる真ん中の船着きでやりました。
 最初の磯に比べるとウネリの具合はだいぶマシで、1発だけ当たったけど、何故か合わせた瞬間に結び目が飛んでしまいました。ガッカリした。何か知らないけど、この日は根掛かりとかしても簡単に結び目が切れてしまってウキを2つロストしました。今シーズン巻いた1.75号の道糸、硬めのやつなんだけど急に弱ったのかなー。不信感を抱いてしまった。結局それでおしまいでした。
 もう一人の人は3回アタリがあって2つ獲ったということで、40ちょいのを2つ持っていました。この差は大きい。

 2日目は土曜で、客は10数人。他の人たちに話を聞くと、皆乗る磯をあらかじめ決めてある(予約する?)みたいで、昨日乗った磯の名前を教えてくれました。「そんで今日はどこに乗るんですか?」というので、『さあ?知らん』というと「へー、そうなんですか?」と言われました。逆にここは変わってるなーと思いました。

 降りた磯は前日別の人がやっていた磯(オヤマと言っていた)。この日もお昼過ぎまでウネリが大きく、だいたい竿が届かない低さから足元ぎりぎりまで水面が上がってきます。サラシが大きく出て目の前のハナレ磯のほうに上潮は流れていくので真正面を釣ると仕掛けが飛ばされて落ち着く場所がないという。それにウネリの影響で水の中の仕掛けも振られます。

 こういう状況で沖を釣るのは釣り慣れた人ならうまくやるんだろうけど自分は苦手です。なのでサラシの脇で仕掛けの落ち着く場所を見つけて狙いました。狙いは悪くないんじゃないかと思うんだけど底近くで時々掛かってくるのはベラとかアナハゼみたいの。唯一重さのあったのはイガミでした。

 この日は自分は2時にあがらないといけなかったのですが、気配が全然ないのでお昼ころにはダレてました。前の沖磯に乗ってる2人も見た感じ諦め気味でした。

 釣りを終えて港に戻ると、昨日と同じように朝から引っかけ釣りでカマスを釣っている人が何人もいました。これで生計を立てている漁師さんもいるという渡船屋の奥さんの話でありました。

 いろんな場所でいろんな釣り方をやってみんと上手にはなれませんね。また行ってみよ。