釣行記
本文へジャンプ 11月某日 
データ
11月上旬
晴れ
大潮
赤崎 沖堤
コマセ オキアミ、集魚材
釣果
チヌ28~45センチ
4つ

赤崎 沖堤


はじめての釣り場で北風相手に修行

 義兄と永坂さんと一緒に赤崎沖堤に行ってきました。

 まずは私のクルマ ダンケルク号(別名レガシィ)のことを書きます。先週日曜にディーラーで見てもらいました。状態を説明するためにメカニックの人を助手席に乗せて走ってみると、自分からするとまだ官能的な爆音が出る前のわりと静かな段階で、「わかりました」。
 音と振動の原因は左フロントのハブユニットの劣化、同ダンパーもダメになっていたので交換。あと両フロントブレーキディスクも摩耗とサビが激しく交換。ほんとはハブユニット全部替えてもらおうかと思ったけどサイフの都合で止めて、ハブユニットはフロントだけ両方交換としました。
 土曜日に取りに行って乗ってみると、『こんなに静かだったかなー』と思いました(またすぐ慣れるだろうけど)。これでダンケルク号でなくなったんだけど、気に入っているので名前はダンケルク号のままでいこうと思います。

 釣りのほうは、週明けてすぐに義兄から「もういっぺん行きたい。次の日曜はどう?」と連絡があり、オッケーしました。週半ばには永坂さんからも週末の釣行予定について電話があったので一緒に行くことになりました。

 晴れだけど北風がわりと強く、波は2.5メートルから落ちていくという予報でした。坂尻は無理そうなので最近釣れているという赤崎を保護者が選びました。場所は鞠山の隣、つまり完全な敦賀湾内なので波の影響はないという読みです。保護者も10数年ぶりということでした。

 8時過ぎに義兄と敦賀で待ち合わせ、エサを買ってちょっと走ればすぐ赤崎です。岸から出ている堤防もありますが、どうせなら沖堤へということで、2回に分けて人と荷物を運びました。鞠山海水浴場の真ん前の手すりのある堤防です。手すり側が沖(北)。
 南側は階段状になっているのでゴムボートでもチャカ着けは楽です。

 自分の釣り始めは10時過ぎ。真正面からの風は結構強く、寒かったです。
 『本日の注目点は、名人と普通の人と初心者が、ほぼイーブンの条件の釣り場で釣りをしたらどういう差になるか?ってことかなー?』と思っていましたが、結果的には全員苦しみました。

 自分としては、『そのうち北風が弱まってポカポカ陽気になるから、この足場の良い釣り場でお菓子でも食べながらのんびり釣りを楽しもう』と天気予報とは全く関係のない楽観的予定を立てていました。しかし、風は止まず。鼻水ダラダラで頑張るが報われないという、、、

 チヌ釣りでは久しぶりに水深のある釣り場なので、ハリスを2ヒロちょいとった、3Bの遊動仕掛けで3ヒロちょいくらいのオーソドックスな仕掛けではじめました。ウキは15グラムくらいの大きいやつ。

 最初遠投から入って、10センチ級のチンタとかチャリコがいくつか釣れ、釣り始めて1時間ほどで永坂さんが塩焼きサイズのチャリコ。エサ取りはたぶん小さいサカナ。でも瞬殺という感じではなかったです。タナと狙い場所、エサとかも変えながらいろいろ試すんだけど、誰も確証が得られない待ちの釣りとなりました。時々釣れるのはベラとか30センチ級の巨大フグ。

 『おっかしいなー、こりゃまずいんじゃないのー?』と焦りが出てきた午後2時45分、遠投に戻した私を訪ねてきたのは顔なじみの仲間、山海サイズのチヌでした。竿1本半くらいのタナで、ビンビンに張って道糸でアタリをとるという釣り方。『やったー、ボウズ免れた』という感じでした。

 そこから、何故か自分だけ同パターンでボツボツ釣れ、5時ちょっと前までに38センチ2つと45センチひとつ、(ひとつ高切れでバラシ)、全部で4つ釣れました。

 先週自己記録を更新した余勢を駆って更なる釣果を目論んだ義兄は釣れたのはボラとフグで撃沈、「チヌ撲滅委員会会長を尋ねてチヌが集まってくる」予定だった永坂さんもチヌのアタリなしで5時過ぎに終了。

 釣果を並べた記念撮影は自分だけという、めずらしい光景となりました。
 結論は、まあこういうこともあるという話です。

 敦賀で永坂さんと晩飯でそばを食べ、家に着いたのは夜10時前でした。
 なんとか釣果が見れて、めでたしめでたし。