釣行記
本文へジャンプ 5某日 
データ
5月上旬
晴れ
大潮
立石 長磯
コマセ オキアミ、集魚材
釣果
チヌ43センチ 1匹

立石

永坂さん大満足、私 大不満足

 5月初日、永坂さんと立石に行ってきました。

 日本海の釣行の話となると特に、自分の釣行記というよりはほとんど永坂さんの釣行情報という感じになる場合が多いんだけど、悔しかったら自分がもっと釣れよという話です。まあ、外れが少ないからネタに困らなくていいという面もあるし、読んでる人にとっても参考(勉強?)になるからいいんだけど。とにかく修業を積まねば、、などと、、

 何で今回が特に悔しいかと言えば、グレ狙いだったからであります。いきさつは今年の福井は何故か40オーバーが結構釣れているということでいっぺん行かないかと誘ってくれたのであります。

 永坂さんは土曜日から車中泊で4連投中、待ち合わせは朝6時(平日なので深夜料金適用のために自宅を3時40分に出た)。エサ屋さんでゆっくり準備して7時過ぎてから出発。自分は立石の沖磯は2回目で過去の釣行記見ると9年前に行ってます。

 永坂丸で出船したのは朝8時半を回っていました。今回乗った沖磯までは1馬力船外機でだいたい30分くらいかかります。なのでゴムボート持っているからと言っても誰でも気軽に行けるという磯じゃないと思います。(自分は一人じゃよう行かん。保護者がいるから安心して行ける)

 無事に到着して、釣り始めたのは9時半過ぎ。釣り座は自分が立石寄りの右先端、永坂さんは胴。今回はグレ狙いなので竿は2人とも1.25号の磯竿であります。
 開始早々、2投目で永坂さんの竿が大きく曲がり、サカナは足元に突っ込んでデカそう。「まさか、いきなり出たかー?」とか叫びながらやっていたけど、正体は45センチオーバーのチヌ様でした。

 狙いはグレなのに、さすがチヌに愛された男。(横で見てて最初の突っ込み方からして自分もグレと思った。正直一発目で釣られなくてホッとした)
 その後も着実にチヌを追加していく。

 

 こんな感じで。(感心した)



 自分はほんとは(?)グレ釣り師なのですが、ここんとこずっと遠投チヌ釣りのトレーニングに夢中になっているので、普通の釣り方が久しぶりであります。潮のとり方が右沖から差し込んでくる流れで自分の釣り座だと張れる場所とタイミングがない。釣り座を替えて裏を釣ったりとかしてました。

 グレ狙いなんで、永坂さんがコンスタントにチヌを釣ってもそんなに気にはならない。北陸サイズの30センチ級グレはいくつか釣ったけど、狙いのサイズじゃないんで全部リリースしました。

 そして、『こりゃあかんな』と思ってた夕まずめの午後6時前、「やった、ついにきたー」で、永坂さんがほんとに40オーバーゲットしました。『えー、ウソー、信じられん』



 41.5センチ。(同じ40オーバーでも、福井のグレは紀東よりずっと価値があると思う)



 最後午後7時ごろまで粘ったけど、良型の追加は無しでした。

 ワカシオ軍団の「夕まずめ」はほんとの夕まずめです。日が落ちてしばらく、ウキがなんとか見えるくらいまでの時間までやって、暗くなっていく頃に片付けて、暗闇の中でヘッドランプ点けて撤収するという、、、
 これは渡船利用の磯釣り師の言う夕まずめとは全然違う。渡船での夕まずめは日が暮れるずっと前だもんね。



 暗闇に水を切るボートの作る波が緑色に光るのを見ながら、また30分かけて港の近くに帰り着いたら夜8時15分ごろでした。

 今回はほんとに完全なる永坂釣行記だねー。まあ、40オーバー釣られちゃったからしゃーないな。
 高速が深夜料金になる夜12時過ぎに名古屋に着いて、めでたしめでたし。
 GW中にもう1回どっか行きたいなー。