戸田
Yさんと西伊豆珍道中 富士山の良い写真が撮れた(⁈) |
土曜日、Yさんと東伊豆の戸田へ行ってきました。釣れず、、、
普段平日休みのYさんが土曜休みなので釣りに行こうと前から決まっていて、行先は色々考えたんだけどキープサイズのグレを無難に釣るなら伊豆半島の堤防地磯かなと。距離は遠いけど紀東で渡船代出すのと比べると2人で行くなら安いし、今年は青物が多いらしいのでお土産は確保できるであろうと。
名古屋を朝4時に出て新東名約2時間で長泉沼津、そこから伊豆半島に向かいました。気になるのは風向きで、北東の風が吹くという予報でした。で、東伊豆方面と西伊豆方面の分かれ道直前にYさんの意見に従い西伊豆へ向かうことにしました。
『おおー、Yさんナイスジャッジ!これで本日の釣果間違いなし!』と思いつつ、とりあえず釣り場ガイドを見ながらよさげな小場所の堤防を目指しました。ガイドブックには「知る人ぞ知る」と書いてあったがそれもそのはず、ほんとに小さな集落。しかし、村で管理する駐車場にはすでに4台ほどのクルマ。そして堤防も予想以上に小さく入る場所がないので止めて南下。
で、大きめの港がよかろうと土肥港を目指し、ガイドブックを見ているYさんの指示に従い道を曲がって着いた場所は何故か小土肥(おどい)堤防という小さな堤防。Yさん完全に地図を読み違えとる。でもすぐ沖に磯もあるし、また移動も面倒ということで『まあ、釣れるであろう』と9時半ごろ釣り開始。

『いや~、こりゃ風向きビハインドで大正解!』と喜んだのも束の間、30分くらいしたら風向きがまったく逆の西風(真正面からの風)に変わるではあーりませんか。しかもだんだん強くなってくる感じ。『これではエサトリがかわせん』
状況好転せず、11時に場所替えを決意して道具を仕舞いました。
クルマに荷物を積み込んだ後、行先を検討していると保護者から電話。近くに、保護者が40オーバーも釣っている場所があるということでそこに向かうことにしました。戸田(へだ)の御浜﨑(みはまざき)、ゴロタ浜にある小規模な護岸ブロック帯。

どうです、この輝く(?)富士山は。この低い防潮堤の向こうがゴロタ浜になっていて、一部護岸ブロックが入っています。
実は自分は子供の時(45年以上前)戸田に家族旅行に来たことがあり、内向きの砂浜と港で釣りをしたのを覚えている。しかし、グレが釣れそうな場所が外向きにあるとは知りませんでした。
昼飯を食べてから準備して、昼過ぎからやりました。風向きは沖向いて左からだけど、さっきの場所よりはるかに遠投がききます。潮はゆっくり左にとっていました。
エサトリはネンブツダイとかキタマクラと思うのですが見えるところまでは浮いてこず、グレっぽい感じなし。そして1時過ぎにゆーっくり入って釣れたのは35センチくらいのタカノハ。
その後、保護者からまた電話があり、状況からすると夕マズメ勝負で突然くるから気を抜かないようにということで、諦めずに粘るしかないかなと。
周りも含め何も起こらぬまま3時半になり、富士山をバックに帆船が出てきたので『これは良い』と、仕掛けを思いっきり遠投してコマセを入れてから竿を股に挟んでスマホで写真を撮ってました。

どうです。素晴らしい景色でしょう。満足満足。
するとその時、道糸がグン、グン、グーッ。スマホを仕舞って竿を手にした時には道糸は完全に宙に浮いておりました。(放置プレイ撮影釣法)
『やっとまともなやつがきたー』と反り繰り返って竿を曲げ、水深のない足元まで寄せたところで根ズレでプッツン。35あるなしくらいのグレでした。
その後、5時までやって自分は27センチひとつ、Yさんはアカハタとボーッとしてたら突然一発プッツンで終わりー。

まあ、この1匹なんと高価なグレでしょうか?
なんとか2人とも満足のいく釣りがしたいと伊豆まで来たのに、完全に思惑が外れた。
Yさん済まぬ。途中で晩飯を食べ、無事名古屋に帰り着いたのは9時半ごろでした。
よい景色が眺められ、峠道のドライブをたくさん楽しめて、めでたしめでたし。
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