釣行記
本文へジャンプ 4月某日 
データ
4月下旬
はれ時々くもり
小潮
小アミ
コマセ オキアミ、集魚材
釣果
チヌ35~42センチ
5つ

河野

義兄のチヌ釣り ドント ストップ ミー ナウ その1

 ゴールデンウィーク第1弾、平成最後のチヌ釣りに義兄と行ってきました。

 前回釣りに行った時、義兄と待ち合わせたコンビニのレジ横にクイーンの映画のDVDが置いてありました。自分は公開された次の週(去年の11月半ば)に観に行ったんだけど、その理由は、『たぶんクイーンのファンだった人くらいしか観ないから(公開が早く終わる可能性が高い)、すぐに観とこう』。
 しかし、映画は思いもかけぬ大ヒットとなり、リピーター続出、クイーンを知らない世代の若者たちまで観るという、、一種の社会現象になりました。我が家でも嫁(若い時洋楽聞いてなかった)2回、下の娘(クイーンを知らん)1回とハマっており、DVDが売っとった話をしたら「すぐ買うように」と指令されて買いました。

 さて、爆風だった土曜日は避けて、日曜にGWチヌ釣りに行くことにしました。天気予報は北の風5メートル、波は2.5メートルのち0.5メートルということで、持っていくだけ無駄になるかもしれんけど一応ゴムボート持って朝5時半に家を出ました。今回も下道で行き8時に木之本で待ち合わせ。

 途中でエサを仕入れてからとりあえず大比田に向かいました。波はすでに落ちており、今年の初チヌ釣りの永坂さん、ワカシオ軍団の人たちがやっています。電話すると「まだ1匹、Mさん3匹、軍団のNさんたちは横浜でやっている」とのこと。

 同じ場所でやるのも何なんで、河野の磯に行くことにしました。空いていた小アミに渡って朝10時45分釣り開始。予報より風も弱く、見た感じはいいんだけど魚っ気があまりなく、エサ取りも見えるところまでは浮いてこない。自分は30センチちょいのグレを1つ釣っただけで攻めあぐね、『サカナがヤル気ないなー。こりゃお義兄さんは釣れてチヌ1つだなー』と思っていると、1時20分過ぎ、なんと沈黙を破ったのは義兄でした。





 「やったー、これで帰れる。前回の4時に比べたら全然余裕の時間帯」 40センチのキレイなチヌ。前回に引き続き、また先を越された、、
 焦りはないけど、『こりゃ釣るまでお昼ご飯無しだな』で、1時50分、やっと1つめ(39センチ)。



 その後3時前に40オーバー1つ追加。しかしなかなかイメージ通りに釣れないまま夕方になってしまいました。

 すると4時40分、沈黙していた義兄が「おーっ!」と声を上げました。明らかに大きそうでのされかけている。



 『糸をやって竿を立て直して!』と声を掛けるも、なんかおかしい。義兄は最初からレバーを握ってなかったのでした。(つまりブレーキ機能オフ?でローター逆転しない状態)
 『レバー握ってから離して』でやっとレバーに指を掛けて立て直し、時間を掛けて浮かせました。そして初の年無し50.5センチをゲット。





 義兄は「やったー!やったー!」と連呼。
 実はこのレバーブレーキ付きリールは去年40代さんが使ってなかったやつをくれたんだけど、自分は使い方を知っているだろうと思い込んでいて説明していなかったのでした。

 その後、私が3つ追加して6時過ぎに終了。



 『いやー上等上等、めでたしめでたし』と、暗くなりつつある中片付けをしていると、義兄が「そんで、明日はどうするんや?」 

 何かというと、釣り始めてしばらく釣れない時間が続いた時、明日は雨が夜しか降らない予報に変わって風向きは南風だという話題になり、『もし今日ダメだったとしても明日佐田浜でやれば釣れるかも』みたいな話をしていたのです。

 つまり、義兄は明日もチヌ釣りに行きたいということです。自分もどうせ休みで暇だし、そんならということで急遽、岐阜の義兄の家(嫁の実家、木之本から約45キロ)に泊めてもらって次の日も釣りに行くことになりました。

 岐阜に向かう道、自分のクルマの中にはクイーンの曲が流れており、『ドン ストップ ミー ナーウ』と歌いながら運転していたのでありました。めでたしめでたし。 (その2に続く)