佐田
40代さんと佐田浜へ行ってきました。
先週の釣りで『乗っ込みは終わりました』宣言したものの(そもそも何の権威でそんなこと言うん?という話ですが)、なんかスッキリせん。
その理由はと考えてみると、今シーズンは佐田の沖テトラに3回行きながら風向きの関係で大遠投大会をやる状況(乗っ込みチヌでいちばん好きな釣り方)に行きあわなかったからだと気づきました。すると木曜日、40代さんから「土曜は福井は南風ですよ」との情報が。
『そうか~まあ今シーズンは佐田もサカナっ気が薄い感じだったし、もう終わっているようだから修行になる可能性高いけど、結果によらず自分が納得のいく釣りをしに行ってこようかな~。釣れなかったら闇に葬り去ればいいし、、』と思っていたら、40代さんも行きたいとの連絡が。これで闇に葬れなくなりました。
40代さんに我が家に来てもらい朝5時ごろダンケルク2号で出発。今回も節約のため全行程下道です。途中で昼飯やエサを仕入れつつ、佐田浜に着いたのは9時ごろ?(のような気がする)
予想通り沖テトラに乗っている人は一人もいない。そして南風が吹いているのでベタ凪ぎで浜は波ゼロ。楽勝で離岸して右手の左から2列目のテトラ帯で釣り始めたのは9時50分。
目標は私は3つ(本音は何とか1つは釣りたい)、40代さんは5つと強気であります。

テトラ際の海面に横線がたくさん入っているのはフォローの南風が吹いているからであります。風は吹き止むときもありましたが、基本的に強風。ボートが風にあおられて飛んでいかないように、ロープで押さえつけてしっかりテトラに固定。
この日は夕方までほとんどの時間帯で潮は動かず、極端な2枚潮にはなりませんでした。
釣り方は20グラム以上ある南ウキで遠投、ど遠投(アタリは道糸と穂先でとる)であります。フォローの強風なのでコマセも鬼のように遠投できます。でも予想通りエサトリのフグ以外はサカナっ気が少なかったです。
開始1時間で30センチのグレ、その20分後に山海サイズ(30センチ弱)が釣れ、まずは本音の目標クリア。心の中で『やったー!』と思いました。


そこからは、パターンが決まらず苦しみながら(今シーズンはこればっか)微調整を繰り返し、だいたい1時間おきに1つずつ釣って1時前には3つとなり目標達成!

3つ目は43センチ。これは仕掛けを遠投した後、竿を竿掛けに掛けてしゃがみながらバッカンの中のコマセを混ぜ混ぜしている時にグイッ、グイッと竿先が左に引っ張られて釣れました。(放置プレー釣法)

ちょうど3つ目を自分がやりとりしている最中に、40代さんも「こっちもきましたー!」
あきらかにデカそうでなかなか寄せられずにいる。自分のサカナをスカリに入れて、写真を撮ろうとテトラを跳び渡り近づくと、「ボラでしたー!」。 私、すぐさま回れ右。
そこから先の後半戦はさらに苦しみました。沖に相当量のコマセが入っているのにサカナっ気が感じられない。風はさらに強くなる時もあり、ど遠投は堪能できたけど本来の目的である釣果には結びつかない。 『やっぱ終わっとるなー』
5時20分の終了までに自分は2つ追加、40代さんは終了10分前についに山海サイズのチヌを釣ってなんとかボウズを免れました。


まあ、自分なりに出来ることは精いっぱいやれたので満足です。
帰りも下道で、3時間で無事自宅に到着。これでほんとに乗っ込みチヌ釣り終了(?)
次何の釣りしようかなー。めでたしめでたし。
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