釣行記
本文へジャンプ 1月某日 
データ
1月中旬
晴れのちくもり
小潮
玉川地磯
コマセ オキアミ、集魚材
釣果
グレ28~34センチ10匹

福井県 玉川地磯

越前の寒グレ異常現象継続中なれど、、

 2週末続けて越前海岸玉川の地磯に行ってきました。

 何でかというと、前回の玉川後永坂さんは2日目(日曜)敦賀半島でチヌ狙いボウズ。しかもその日越前方面地磯でまた45センチ級のグレが出たということで、次の日また大荒れの玉川に行き大きいグレを2つバラし(ひとつはオナガだったらしい)、おまけにあの高い釣り座で頭から波を被り、バッカン、活かしバッカン、ヒシャク等をさらわれ撤収したという。そのリベンジ戦がしたいということで誘われたからです。

 日曜日に行きたいという話で、最初天気予報が雨だったので『こりゃなしだな』と思っていたらまた前日くらいに天気予報が変わって晴れになりました。朝4時に永坂家を出発。

 さて、今回釣りの他に楽しみにしていたのが永坂さんが新しく買ったクルマ(ディーゼルの外車)に乗せてもらうことです。永坂号(ハイエース)の後釜をどうするかという話は数年前から何回も道中で聞かされていたんだけど、去年の3月ごろ「ついにハイエースよりも費用対効果の高いクルマを見つけてしまった」と報告を受けました。
 で、最近そのクルマを買ったというわけです(結果的には永坂号と併用となった)。もちろん装備もいいけど一番のポイントは燃費がすごいらしい。1回の給油で1,000キロ以上楽に走るという。俺のダンケルク2号(レヴォーグ)の2倍。今回相当細かいお金の計算の話を聞いたけどここでは省略します。結論として永坂さんのサイフにも、一緒に乗せていってもらう私のサイフにもやさしく快適なクルマでした!

 今回の釣行はワカシオ軍団のYさんも一緒です。Yさんは何回か釣り場で顔を合わせたりして話したことがあるけど一緒に行くのは初めて。日本海メインなのに近年40オーバーのグレをいくつも釣っていて、息子さんも釣りが好きでよく一緒に釣行するという羨ましい人です。
 5時半ごろ敦賀のエサ屋で待ち合わせて出かけました。

 目的の釣り場に着いたら先行者が2人いて、1人は前回も一緒になった人でした。
 釣り始めはたぶん7時半くらい。(覚えていない)



 これが私の左、Yさんがやっているところ。御覧の通り海は穏やかでした。

 やってみると、潮は若干右にとっているもののフグに加えてオセンも多い。沖を釣っても全然サシエが通らない。

 で、攻めあぐねたあげく、このようになりました。



 いろいろ試した結果、いちばんエサトリがかわせるのが際だという結論になり、永坂さんは磯に座ってヘラブナ釣りみたいな恰好で際を釣っています。一番向こうの人だけが朝から好調でコンスタントに北陸サイズを釣っていました。

 10時ごろやっと私がリリースサイズのオナガ、永坂さんが30センチちょいのクチブトを釣り上げましたが苦しい状況は変わらず。

 で、お昼前に先行者の2人が帰られたので、それを機に3人とも釣り座を右に移動。
 ところがそれと同じタイミングで左(南)から強風が吹き始め、しかも潮の流れも同方向で足場も高いのでいわゆる一番釣り辛い海況。

 『こりゃあかんぞー』ということで、5投くらいして自分はあっさり場所替え。普通は釣らないであろう右に回り込んだ場所に移動しました。ここだと南側に壁があるので風の影響は全然少ないのであります。(10年くらい前似たような海況になった時そこでやった)

 軽い仕掛けをゆっくり入れていくと12時20分、すぐイメージ通りに釣れました。(34センチ)



 そこからはコンスタントに釣れ続け、4時ごろに終了するまでに20近く釣れました。(途中からリリース) しかし狙いを変えてもサイズアップはならず、、、
 表からは見えない釣り座で、表に置いてあった活かしバッカンに何回もサカナを持って行くので、2人とも呆れ気味でした。



 最後永坂さんが横に来てやってみたけど、私が止めたあと30センチくらいのオナガ、そのあと表で道具を片付けていたら「タマさ~ん!」と声が掛かったので、『こりゃタモ入れアシストの要請だ』と行ってみると、道糸が根ズレしてバレたところでした。(一度浮かせた時45くらいあったらしく、相当ヘコんでいた)



 それで終了~。永坂さんは北陸サイズ5つでした。
 Yさん、永坂さん、お疲れさまでした。(因みにこの日も越前周辺の地磯で40オーバーが出ていたそうです)

 一見パッとしなくても、あんまり釣り人から叩かれてない場所ならよく釣れることもあることがわかって、めでたしめでたし。