戸田
3月最後の土曜日、伊豆半島戸田のゴロタへ行ってきました。厳しかった。
週の初めからずっと天気予報とにらめっこしていました。西伊豆土曜の天気は1日中雨。
『1日中雨というのはちょっとなー。行きたいけどなー、でもこりゃナシだな』と思っていると、金曜日になって予報が、朝まで雨で夕方からは雨だけど昼間はくもりに変わった。
あんまり信用できんけど、行くことにしました。
世間ではコロナウイルスの関係で不要不急の外出は控えるようにと言われていますが、1人で行く釣りは濃厚接触する相手はないから安心であります。(事実この日近距離で会った人はコンビニの店員さんとサービスエリアのトイレですれ違った人くらいであった)
朝2時半過ぎに自動的に目が覚め、3時に家を出ました。本日は保護者がリサーチした高速料金節約ルートで走り、現地に到着したのは7時15分過ぎ。高速で走る距離が短いから料金が休日(または深夜)料金で往復約2,500円得で、トータルの走行距離が長泉沼津まで行くより30キロくらい短くなるので掛かる時間の差は30分程度です。(このへんの価値観は保護者と非常に気が合うところ)
家を出る時から戸田の直前までずっと雨、着いたらくもっていて釣り終わりまで雨は一滴も降らずとっても暖かかったです。帰り道の途中からまた雨が降りだすという天気でした。
朝8時ごろ釣り始めました。他には2人組の若い人が同じ頃にだいぶ右の回り込んだ遠くでやり始めたのが見えるだけ。

大潮で7時過ぎが満潮、左前方から大きめのうねりが入りブロックの積んである傾斜部分は波を被るのでだいぶ下がった平坦な所からの竿出しです。荒れ気味だったので、『活性高くて楽勝かな?』とワクワクしながら始めたけど、さに非ず。
潮が動いておらず、サカナの動きが鈍い?

しかーし、釣り始めて30分、こんなのがきました。えらいよく引いた。47センチありました。 竿1.25号、道糸ハリス1.5号であります。(エラい!)
その後、37センチのグレが釣れたけど、最初のイシダイの引きが強烈だったので『あんまり引かんなー』などと思い、写真も撮らなかったのが悪かったのか(?)、あとが続きません。アタリが出ない。
苦しみました。エサトリは前回と違ってフグが多い感じ。ウキ下を深めにしたら、11時半、じわーっと入ってやっとチヌ様。これも粘り強くよく引きました。

しかし、潮が全然動かないのは変わらず。あんまりダメなので、12時ちょい過ぎてから珍しく1時間近く休憩してクルマに飲み物を取りに行ったり、他の場所を見たり。
休憩後しばらくして潮が上げに変わっても状況は好転せず、『こりゃもしかしてまずいことになるかも』 (完全に修行状態)
丁寧に釣ることを心掛けいろいろ探るんだけどダメで、近いほどエサトリにやられる。3時半ごろ20メートルほどの距離でやっと33センチ。(思わずキープしてしまいました)
そこで『こりゃもう腹を決めて、佐田浜や坂尻で修行を積んできた遠投釣法で勝負するしかないな』となりました。ウキがグレ用なだけで、釣り方は佐田浜と同じ。ウキは見えない距離なのでアタリは道糸と穂先でとる。
(ほんとはグレとチヌの遠投釣法はコマセの入れ方が違うというのを雑誌などの知識としては知ってますが、使い分けるほどのコマセ遠投精度を持ち合わせていない)
幸い風が弱くなっており結構遠くまで飛ばせました。そして4時過ぎ、ちょうど40センチ。

『いやー、なんとか一連の流れを途切れさせずに済んだ。』
そこからタモ入れ失敗してバラしたりしながらも2つ追加。最大は5時10分に釣れた41センチでした。5時50分に終了~。

いや~日本海で修行した成果が出てよかった~。めでたしめでたし。
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