尾鷲

　ペレの訃報が流れた30日、今年の釣り納めで尾鷲に行ってきました。何とかボウズは免れた。

　ここ5年くらい、尾鷲で釣りするときは立神方面を主戦場とする渡船を利用してきましたが、今回は久しぶりに桃頭島/サバル専門（？）の渡船です。エサは前日の昼間に買ってきて半解凍の手前くらいまでになったのを砕き、自宅で集魚材まで混ぜて持って行きました。

　朝2時20分に出発、下道でみえ川越まで行ってそこから伊勢道。で、時間的に余裕がありそうだったので大宮大台で降りてそこからまた下道で。少しでも出費を減らしたいということで（それでも深夜料金適用で1,970円）。
　港に5時20分ごろ到着。5時40分過ぎには出船しました。

　客は20人弱で、皆サバルと桃頭島に。自分はカゲ。ここは初めて降りた。



　晴天ベタ凪ぎ、風は北寄りの微風で釣り日和でした。

　7時過ぎから始めたけど、潮が死んでいる感じでコマセ入れても見える範囲にはエサトリは出てきませんでした。なので沖を中心に竿1本半から2本で狙ってみましたが10時半ごろまで全然潮が動かず。エサトリはキタマクラ中心でした。釣り座を変えたり狙いを変えたりしながら釣れたのはコナガとアイゴ１つずつ。



　10時半過ぎると時々ゆっくり右に潮がとる感じで前よりマシな感じになりました。
　徐々に狙うタナを上げていきひとつアイゴを追加。11時ごろ弁当食べて、島の形と釣り場の向きの関係で日が陰り始めるお昼近くからが桃頭島の本番であります。

　狙いを近くに変えて正午前、やっと強いのが来たと思ったら40センチくらいのサンノジだったけど本命に近づいた感じがしたのでそこからど真剣モードに突入。



　タナをさらに上げて3ヒロちょいで丁寧に釣ると1時10分ごろ、やっとグレが釣れました。



　36センチでした。

　『こりゃもうひとついける』と仕掛けを変えて粘り、納竿間際に思惑通りアタリが出て、際でタメてる時にバレてしまい終了～。切れたかと思ったらすっぽ抜けでした。

　全体的には芳しくなかったようで、グレ持っている人は僅かでした。

　帰り道はオール下道で。年末で道はそう混んでおらず4時間15分ほどで家に到着。

　ペレとマラドーナとどっちが最高の選手かと論じるアホどもに言いたい。『ペレのプレーをどれくらい見たことあるのか？』と。実はマラドーナしか見たことのないやつのが多いんじゃないの？　そこが不満です。
　だけど最後にグレが釣れてよかった。めでたしめでたし。