釣行記
本文へジャンプ 5月某日 
データ
5月上旬
晴れ時々くもり
中潮
水晶浜
コマセ オキアミ、集魚材
釣果
チヌ48センチひとつ、グレ29~30センチふたつ

水晶浜

去年のGW水晶浜のデジャブ? 爆風の中で修行となる

 GWのチヌ釣り第2段。Yさんと水晶浜の磯に行ってきました。

 新入社員の私はまだ年休がなく、GWの会社カレンダーでは本来金曜日(6日)は出勤なのですが、3連休のあと1日だけ仕事してまた週末を迎えるというのもかったるいので金曜に休みを取りました。それで火水の車中泊釣行のあと1日挟んでまた釣りに行くという、、

 行く先については悩みました。普通の年なら佐田なんだけど、水曜の様子から考えるとちょっと躊躇する。永坂さんと私、そしてエサ屋の釣果欄等の情報を元に候補地を3つ決めて、あとは現地で海を見て決めようということで朝3時過ぎにYさんを迎えに行きました。今回もオール下道で。

 6時にとりあえず佐田に到着。ベタ凪ぎ無風の海を眺め、候補地(全部磯)の航空写真を見て岸から近い水晶浜の磯に決めました。



 渡ったのは去年のGWに義兄と行った時と同じ磯。自分としては右前の磯が良かったんだけどYさんは足場が平坦なほうがいいと言うので仕方なくこっちにしました。最初無風だったので、状況によっては自分だけ右前の磯に移動すればよいかと。

 しかし、7時20分ごろ釣り始めたらすぐ、左後ろ(南東)方向から強風が吹き始め、爆風になっていきました。磯に置いたボートに荷物全部乗せとかないと風に煽られて飛ばされるであろう風。こうなると狙えるポイントも完全に限られてしまう。(これも去年と同じ)
 また、前の磯に移動するにしてもボートを飛ばされないように置けるかどうかわからないので止めときました。

 ウネリはないので自分は左端の少し水につかる場所に立って沖を中心に攻めました。でも風が強すぎて狙いの場所に仕掛けやコマセをなかなか入れられず、苦戦。沖を釣れば釣るほど仕掛けも風の影響を受けるし、、、

 最初はフグまみれ気味でしたが、11時前チャンスが訪れひとつ掛けました。しかし寄せてくる途中でハリ外れでバラシ。
 『アチャー!』 20分くらいいい状態が続き、北陸サイズのグレをいくつか釣りましたがチヌは来ず、『バラシたのがまずかったかなー?』



 ビーチでは、ブラジルの若者たちがビキニ姿で海に浸かって遊んだりしています。水温は去年以上に低いのに。考えられん。ほんとに外国人は身体が丈夫だなー。また、ブラジル人はビーチによく似合う。(これも去年と同じ)

 お昼に弁当食べて休憩したあと、後半のマキエを作ってまた始めました。
 すると1時半過ぎ、右前の磯の左際を釣っていたYさんの竿が大きく曲がった~!



 40センチのチヌ様。Yさん自身ほぼ諦め気味だっただけに、これで一気にヤル気が出た。

 さらに2時50分ごろ、また同ポイントで



 オタマジャクシみたいにお腹の膨らんだ44センチのチヌ様。もし右前の磯で釣っていたら絶対狙わないであろうと思われるほど足元(磯際)。
 しかし写真だと凄い強風が吹いてる感じが全然でませんなー。

 この2つ目を見て完全に狙い所がわかりました。
 両方とも完全な居着き。水温も低く沖から入ってくるサカナの気配がない以上、ピンポイントのシモリに付いているチヌ様に狙いを定める方針に変更。(昔はこれしか出来なかった)

 そして終了間際の3時40分、狙い通りに私にもチヌ様がきました。





 48センチでした。やりとりしながら思わず、『バレるな、バレるな』と祈ってしまった。
 4時に終了~。

 去年の水晶浜では義兄が2つ、私1つだったけど、今回もYさんが2つ釣り自分は何とかボーズを免れるという結果でした。

 無事岸に戻り、帰り道も渋滞なく3時間ちょいで夜8時40分に名古屋に到着。

 このGWはあんまりチヌ様を釣ることが出来なかったけど、好きな釣り方にこだわりすぎず、状況に合わせて策をガラッと変えることも大事だと改めて勉強しました。めでたしめでたし。