釣行記
本文へジャンプ 10月某日 
データ
10月中旬
くもり時々晴れ
大潮
佐田
コマセ オキアミ、集魚材
釣果
チヌ25~36センチ10匹

佐田

エサ取りの適水温になりつつある

 土曜日に義兄と佐田に行ってきました。

 先週末は3連休にもかかわらず海は悪天候だったため、車中泊するとき使う追加の棚を作りました。材料を新たに買うのも勿体ないので一番最初に作ったラゲッジルーム用の棚(今は2代目を使っている)を改造して再利用。



 世の中は車中泊ブームですが、自分の場合目的は釣りで車中泊はあくまでもそのためのコストの絡んだ手段なのでお金を掛けてしまっては意味がなくなる。なので基本的には寝れればよいんだけどゴムボート積んでいくときは自分でも『こんだけ荷物あって寝れる?』と思えるほどスペースはキチキチです。今回作った棚が少しは役に立つか?

 さて、釣りのほうは天気が崩れていく前の南風の予報に期待して朝3時半過ぎに家を出て朝6時45分に佐田に到着。右側2つ目のテトラ帯に乗ろうとしたけど水位が高く結局3つ目のテトラ帯に上がって8時半過ぎに釣りはじめました。

 くもりでベタ凪無風。見た目の海況は前回と同じだけど水温は前より下がっている感じ。
 『5投以内に釣れるか?』とやってみると釣れず。でも6投目に山海サイズが釣れました。



 そこから2時間はチヌまみれ。『釣れるときに手を抜かずに釣る』と言いつつ頑張りました。5つキープ、3つリリース(脱走を含む)。



 なのに義兄は山海サイズをひとつ釣っただけ。(保険で撮った写真が役に立った)



 しかし、11時ころ無風から弱いアゲンストの北風が吹きだし海面が波気立ってくると状況が変わり、エサ取りが活性化して苦戦。まず手を焼いたのはグレでした。



 30センチにちょっと足らないサイズが大遠投の距離でも食ってくるという、今まで佐田で経験したことのないパターン。だいたい中間距離まではグレにやられても遠投するとチヌになるのが普通なので。

 お昼をはさんで午後になったらサヨリ。さらにはジェットフグ(これも佐田では見かけないエサ取り)も登場。普通のフグとの混成軍にだいぶ針を食われました。
 攻め方や仕掛けを変えても中々功を奏せずペースダウン。コーンもネリエを使ってみても皆フグに食われてしまうという。

 義兄は2回道糸切断されてへこんでましたが、2時半にまた風が止みベタ凪になる道糸を引っ張られるアタリでチヌ2連発。



 「チヌまみれ、チヌまみれ」と言って私を挑発するのでした。その後自分もチャッチャと3つ釣って3時半に終了~。





 浜で写真を撮っていたらそこにいた釣り人が「こんなに釣れたら楽しいですねー」とおっしゃったので、『苦しいです。修行です』と答えておきました。

 これからの季節、さらなる修行になることを予見させられた釣行でした。めでたしめでたし。