釣行記
本文へジャンプ 4月某日 
データ
4月上旬
くもり時々晴れ
中潮
佐田
コマセ オキアミ、集魚材
釣果
チヌ26~42センチ11匹

佐田

乗っ込みは始まっている

 土曜日義兄と佐田に行ってきました。予想に反してよく釣れた。

 自分は3月最後の土曜日(1週間前)も福井に行っており、その時は坂尻地磯と三本松でほぼ生命反応なし、釣れたのはフグ1匹でした。今年は15年ぶりくらいの低水温だと永坂さんから聞いていたけどそれを実感しました。

 で、その後気温の高い日が続き、1週間前は全然咲いていなかった名古屋の桜は見ごろになりましたが、水温はそんな簡単に上がらないので今回は討ち死に覚悟の佐田釣行だと義兄に知らせたら、「討ち死には慣れとる」とのお言葉で義兄も行くことに。

 7時から7時半に現地待ち合わせ。早めに目が覚めたので自分は7時ちょい前に着いてしまいました。例年なら浜はルアーの人が結構いるのに今回は2人。沖テトラ渡ってる人はゼロ。
 『だろーな』と思いつつ準備してました。

 もうひとつ、例年との違いが一目で判るのが海面の水位がえらい低いこと。低水温だと水位は下がるんだって。



 釣りはじめは8時40分ごろ。『目標はひとつ。ひとつ釣れたら3つ、3つ釣れたら10』

 最初コマセを入れたら少しフグの波紋が水面に出ましたがすぐそれもなくなり、生命反応が出ない。風は北からのそよ風なのでアゲンスト。

 『こりゃ予想通りまずいかも』とやっていると、9時半過ぎ、フグみたいなビミョーなアタリできました。



 今シーズンの初物はきれいな40センチのチヌ様。
 『いやー、嬉しい。よかった、よかった』としつこく繰り返したら義兄からうるさがられた。

 その後、11時前に40ちょいのを追加してパターンがわかり、自分はお昼休憩した12時半までで6つ。どっちかというと渋く、嫌がるチヌを誘って釣る感じで、はっきりしたアタリは出ませんでした。でも佐田にしてはめずらしく、35センチ以上ばっか。



 

 しかーし、義兄は午前中に1回バラしたのみで釣れない。
 「釣果に極端な差が出るのには慣れている」と言いつつやってましたが、うまくいかないので具体的に釣り方を指導?しました。

 で、3時前、釣り方を変えて、様子を見に寄っていった私と話してる最中に竿を引っ張られるアタリが出ました。







 すぐ横にいたので写真が撮りやすかった。
 その頃からは活性も上がったようで、盛期のようなハッキリとしたアタリが出るようになりました。

 4時に終了~。





 義兄は33~39センチ3つ。私は26~42センチ11でした。山海サイズはひとつだけでほとんど40センチ前後でした。

 帰りに近所の友人の家に寄り、もらってもらったのですが、捌いたら全部メスだったそうです。家に着いて自分は残りを処理しましたが山海サイズのみオスであとは全部メスでした。
 卵はだいぶ大きくなっているものもあればまだ小さいのもあり様々でした。

 低水温でも、乗っ込みの確認ができてめでたしめでたし。