釣行記
本文へジャンプ 5月某日 
データ
5月上旬
晴れ
若潮
佐田
コマセ オキアミ、集魚材
釣果
チヌ25~34センチ7つ

佐田

GW釣行 第3弾 義兄のおかげでKさんも釣れました

 GW後半第2日目。

 1日目の午後、コアミで苦戦してる最中に滋賀在住のKさんから明日行ってもいいかと連絡があり、もともと行く予定だった義兄と3人で釣りすることになりました。

 で、場所は無難に佐田にしました。風向きの予報は北だけど、『今年はフグも少ないしまあ何とかなるであろう』ということで。朝7時に待ち合わせ。

 私は元々グレ釣り師でチヌ釣りをするのは乗っ込み期に数回だったのに、ここ数年佐田でチヌ釣りばっかりやっています。そして元々佐田の主だった永坂さんはグレ釣りに熱中していて、グレ釣り師がチヌ釣り師に、チヌ釣り師がグレ釣り師になってしまった感じです。
 なので永坂さんの釣り仲間は「今ではタマさんが佐田の主じゃないの?」と言っているとか。

 さて、道の駅美浜はまびよりで車中泊して6時半に佐田に行くともう結構クルマが停めてあり、沖テトラにも人が乗っている。ボートを準備して、到着した2人と共に先週と同じ川の右側3番目の左端に乗って8時半くらいから開始。



 朝は無風で表面だけ左に流れる2枚潮でした。それを知ってか知らずか、左端に釣り座を構えた義兄は9時半過ぎに早くも山海サイズをゲット。

 2枚潮は徐々におさまっていったけど、右端の私はサシエが一度もとられないのが3時間続きました。真ん中のKさんもほぼ同じ。



 義兄もサシエが取られないと言いつつ、11時半過ぎに2つ目。

 私が30代の頃よく一緒に釣りに行ったKさんは、もう10年以上チヌを釣ったことがないそうで、今回の自分のミッションはKさんにチヌを釣らせる。

 『こりゃこのままじゃ釣らせるの無理だな』と判断して、昼飯を食べて1時に義兄だけ残して左隣の沖テトラに移動することにしました。
 しかーし、場所替えしても全然状況は良くならない。まず自分が手掛かりをつかまないといけないのに、ほぼサシエ残りっぱなし。いろいろやってみたけどダメで、思わずボヤキが出てくる始末。

 それに比べて義兄はたまーに竿を曲げている。自分も近くを釣って何とか山海サイズをひとつ拾ったけど、パターンがないのでこれじゃKさんに具体的なアドバイスが出来ない。

 諦め気味の4時半近く、義兄がまたひとつ釣った(6つ目?)時、どんな様子だったか大声で聞いたら、「逆光でウキは見えないけど引っ張られたー」

 『もしかして活性が上がったかも。やっぱり最後それに賭けるしかないな』ということで、Kさんに声を掛け、実演しながら釣り方を解説しているその時、ガイドを通ってる道糸のたるみがピンと張り、引っ張られるアタリが出ました。そこから山海サイズだけど3連発。
 向こうのテトラ帯に小さく見える赤い服が義兄です。



 『よし、こりゃいける。俺の真似して。俺の撒いたコマセの辺に仕掛け入れてもいいから』
 『ウキは見えないから無視して穂先はこんな感じにして道糸を見て』とアドバイスしてると、4時49分、ついにKさんにも待望のアタリが出ました。





 「いやーこんな感じでウキが見えなくてもアタリがわかるんですねー!」と喜んでました。
 これが佐田の遠投チヌ釣りの面白さ。(今回は遠投というほどの距離じゃなかったけど)

 そこから粘って6時に終了~。



 Kさんは残して先に義兄を回収。



 



 午前中からコンスタントに釣り続けた義兄は25~45センチ8つ。最後に大きいのも釣れて喜色満面でした。

 自分とKさんは苦しんだ末にほぼ夕方1時間半弱で得た釣果。Kさんは一番最後まで竿をたたまず、粘って27~36センチ4つ。自分は25~34センチ7つとツバスも釣れました。

 久々に佐田で日暮れ近くまで釣りをした。
 義兄のおかげで最後皆笑顔で終われて、めでたしめでたし。