釣行記
本文へジャンプ 10月某日 
データ
10月下旬
晴れのちくもり
中潮
佐田
コマセ オキアミ、集魚材
釣果
チヌ28~29センチ2つ

佐田

道糸切断4回

 土曜日、1ヵ月ぶりに佐田に行ってきました。フグまみれ。

 朝4時15分ごろ家を出て、7時半に佐田に到着。天気予報はくもりでしたが晴れていました。波も問題なく、川の左側の沖テトラに渡って9時15分に釣りはじめ。





 最初風は天気予報とは逆の北からの弱風。コマセを入れるとボコボコとグレの波紋がでました。
 『今回もグレとの戦いかなー』と思いつつ、1投目にグレ、2投目に山海サイズのチヌ。



 思惑通りグレをかわして釣れたので『さすが俺』と自画自賛したのも束の間、そこからはフグ地獄に突入しました。
 海は濁り気味で、潮は右斜め前からゆっくり押してくる流れでした(これは終日変わらなかった)。コマセからずらして浮いているグレをかわそうとすると全部フグにやられる。しかも7割がた針を食われるという。なのでコマセと合わせざるを得ない。するとグレが食う。



 足元から沖までびっしりフグがいて、午前中に2回道糸を切断されました。海況が変わることを願いつつ、12時になる前に休憩しておにぎりを食べました。

 道糸を切断される=ウキをロストする なので、2回も切断されると自分にとって大事なウキ(使い勝手の良いウキ)はもう使えなくなります。なくすのが嫌だから。

 午後も海況に変化なし。数日前の朝、釣ったサカナをよくおすそ分けしているご近所の奥さんから「最近は釣りに行ってないんですか?残念だね」と声を掛けられ、『すんませーん、今度釣ってきまーす』と答えたので何としてもそのぶんは釣らねばならん。
 で、グレ狙いに切り替えました。そしてグレとやりとり?してると、なんかリズムを付けたクラクションの音が連続で聞こえたので、『?』と振り向くとハイエース永坂号が走っていました。
 クルマから降りて手を振っている永坂さんに電話で状況報告。奥さんと来ている永坂さんは「これから白木を見てから戻ってきて五木茶屋(最近閉店したらしい)の前の浜で渚釣りをやります」とのことでした。

 必要数のグレは確保したものの、フグの猛威は止まず。感じとしては、仕掛けを回収する時ウキの重みを感じられればほっとする。さらにハリスに針が付いているのが見えたら『ラッキー』と思う。それくらいフグまみれでした。

 そんな中2時過ぎになんか奇跡的に引っ張られるアタリが出てチヌを追加。



 その後永坂さんから電話があり、渚釣りはじめたら数投目で40センチオーバーのチヌが釣れたという。で、フグは少なくサシエが残りっぱなし。今日は岸から浅いところを釣るほうが有利かもとのことでした。

 自分の方はもうひとつチヌのアタリがあり、『こりゃ今日イチサイズ』と思ったとたん道糸切断。スプールを変えて仕掛けを作り直すも3時15分に4回目切断されてやめました。



 こんだけキープ。

 雨降る中の帰り道、永坂さんから釣果報告があり写真を送ってくれました。それが以下です。さすが。



 11月はさらなるフグ地獄となることが予想されます。
 針を結ぶ修行ができて、めでたしめでたし。